久しぶりの本チャン岩場である。期待と不安で朝7時宇部発。
平日の通勤時間帯であるため途中小郡あたりで渋滞するが、9時前着。しっかりした踏み跡とテーピングに導かれ取り付きまで約15分位。最近このルートはリニューアルされたとの事で、新しいボルトが打ち足され、余計なブッシュが取り除かれていた。
9時半取り付き。当然三浦さんがトップ。1P 25mジェードル。クラックにフレンズをセットしながら上る。下から見てると三浦さんが華麗に登るが、いざ自分が取り付いてみると。難しい〜。一度回収したフレンズを再度セットしシュリンゲを引っ掛け足を入れてふんばると、フレンズが抜けてしまった。その後、何度かテンションかけながらも何とか登る。2P バンドから5mジェードルからテラスへ。3Pは核心部の赤い屋根 A2 25mである。このルートは日が良くあたり、天気もいいので寒くない。しかし夏は暑くて登れないだろう。
三浦さんが快適なアブミさばきで登っていく。しかし、ハングの乗越しでハーケンが3本抜け三浦さんが約5mばかり落ちた。ハングであるので空中に振られただけで怪我はない。体制を立て直し登り返すが、ハンマーを下に置いてきたので、とりあえず懸垂で下まで降りる。
12:30 飯を食って1:30ハンマー、ハーケンを持って、残置ザイルをユマーリングで3P取り付きまで登り返し、再び三浦さんがトライする。抜けたハーケンを打ち直し、今度はクリア。4PもA2ジェードル。ここは殆ど垂壁でボルトラダーであるが、私には情けない話だがとてもトップで登る気力は無い。結局三浦さんにオールトップでお願いする。終了点で握手をして同ルートを2ピッチ懸垂下降するが、かなり高度感があり、おまけに空懸であるため、結構怖かった。(今、ザイルが切れたら死ぬだろうなあ。などと考えていたら冷や汗が出てきた)終了3:30
久しぶりにスリリングなクライミングが楽しめた。又、来てもいいなあと思うがトップでは登れない。でもクライミングは楽しいなあ。