金曜夜19時半宇部発。途中交通事故の渋滞に巻き込まれ2時間足止めを食い、3時下山駐車場着。雨が降っており、5時起床の予定なので車の中で仮眠を取る。

　3月15日　雨が雪になっていた。あまり気が進まないが、ヒータの効いたトイレで準備をして6時半出発。今年は雪が結構多い。元谷まではトレースがある。小屋で登攀具を着け出発。小屋の裏から樹林帯を登るがトレースが無く交代でラッセル。樹林帯を抜け壁が見えてくる。
　下から全容を確認して登ったつもりだが、イメージが違う。三浦さんのルート図で確認する。イメージが違う。傾斜は急になり雪壁状態であり、ラッセルはきつくなる。雪崩のあとが気になる。これ以上上に踏み込む勇気が出ない。天気は回復傾向だが、敗退を決定。トレースを戻り、小屋にて休憩。時間はまだ早いので、行者コースで弥山頂上を目指す。頂上は珍しく風が無く、ぽかぽか陽気でくつろげる。下りは6合目から翌日のスキー滑降の偵察で6号沢を下るつもりだったが、表面は新雪で下は結構凍っておりやばい。あわてて夏道に戻る。駐車場に15時半くらい。テントを張って反省会開始。俊さんのモツなべでおおいに盛り上がった。

　3月16日　快晴。ゆっくり起き出し、朝飯の準備。登攀と違って朝ゆっくりは身体にいい。先日の雪の状態から6号沢滑降は危険と判断し、元谷付近にてスキーをすることに決定。板をしょって昨日同じルートで元谷を目指す。北壁を眺めながら元谷でスキーを楽しむ。昼頃雨が降り出したので、止めて車に戻る。途中風呂に入って、21時頃宇部着。今回俊さんも山スキー道具一式を購入しまた山スキーメンバーが増えた。これからが楽しみである。
記：高田