平成15年5月27日

犬戻峡沢登りその2  三浦章、比呂子

寂地峡P 9:00〜第1ゴルジュ入口 10:20〜犬戻の滝 11:00〜林道終点 12:00〜寂地山 14:10〜寂地峡P 15:50

 前回24日に林道終点から明善沢へ入り県境尾根に出たが、今回は寂地山の頂上に直接突き上げるラインをとる。

 犬戻峡へは10回以上来ているが、林道終点までか、犬戻の滝を登って遡行を終了していた。稜線を抜け頂上に立つともっと充実した山行内容になる。

 下流部の滑や淵は流石によって年毎に埋まってきている感じがする。特に東屋下のゴルジュが最も激しく埋まってしまった。深い淵であった10〜20年前に比較し、見る影もなくなってしまった。

 犬戻の滝から上流の滑床と沢沿いの植生の素晴らしさを楽しんだほうがよい。ブナの大木、トチノキ、サワグルミ、ミズナラ等豊かな樹林の新緑の中を進む。植林は全くなく、自然そのもの。下の堰堤までは赤っぽい滑床であり、上流になると段々黒味を帯びてきて黒緑色に変化する。犬戻峡の中でここらあたりがもっとも豊かな雰囲気をしている。

 上の堰堤を越えると林道終点となり、二股になるので、左へ入り、登山道の橋でもう一度二股になるので、右へ入る。

 ここからは割合平凡で源流部に近い感じがする。3段滝を越えると登山道との接点に達する。さらに進み、同じような支流となり、2回とも左へ進むと、標高1250m位で涸れ沢となり、アシウスギの群生地を抜けて直接頂上に立つ。

記:三浦

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送