平成16年2月22日大山大沢  M、T(宇部山岳会)、U(Y大学山岳部)

  2月21日(土)18時宇部発 天気予報は曇りのち雨 おまけに今回は気温も高い。桝水高原で14度もある。

  2月22日(日)4時起床。空にはまだ満天の星。風は強いが寒くない。相変わらず気温は高い。天気がいつまで持つかが勝負の分かれ目である。気温が高いので雪がざくざくであり歩きづらい。ワカンをつけて歩く。いつものことだが、ヘッデンをつけての朝一発目の出だしは憂鬱だ。半分眠りながら黙々と歩く。

 雪の状態、天気の状態を見て、リーダーMは本日のルートを大沢と決める。4時50分出発→5時15分大沢脇の尾根に取り付く。ひたすら登る。早く明るくならないかなあと思いながらひたすら登る。下に町の光が見える。樹林帯の尾根を登る。最近の好天気で雪が融けており、地肌が出ているところもある。途中から左側にトラバースしていき大沢に入る。極端にクラストしてはいないが、アイゼン装着。風が強く歩きづらい。やがて左側の尾根上に夏道が見えてくる。傾斜もぐっと落ちてきた。もう少しだ。時々青空が見えるがすぐにガスで隠れる。

 強風でバランスを崩しながらも頂上小屋着。8時30分。小屋の影で少し休みすぐに下山。下りは夏道を下るが相変わらず風が強く、軟雪で歩きにくい。何度も踏み抜きながら下る。こんな天気でも下から登ってくる人がたくさんいる。物好きがいるものだ。(あ、俺らもか!)9時45分下山。下山届を出し、10時45分発宇部18時着。

記:T

 

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