メンバー 深野・山本(山大ワンゲルOB)
8月22日(水)
特急富士
宇部 〜 新山口駅 〜 名古屋
20:03 20:26
5:16
北アルプスに何度か一緒に行った山仲間と30年ぶりの山行である。双方とも頭部の変貌が著しい。勿論、体力も。歳月は無情でもある。寝台列車で酒を酌み交わす。
8月23日(木)
しなの1号 あずさ8号 バス 行者小屋経由
名古屋 〜 塩尻 〜 茅野 〜 美濃戸口 〜 赤岳頂上小屋(泊)
7:05
8:56 9:20 10:07
15:30
茅野駅からのバスは我々のみである。山には雲がかかっている。 美濃戸山荘で昼食
行者小屋からは分三郎尾根を登る。はしごの階段にあえぐ。ガスって周辺の景色は見えない。頂上小屋は8人の宿泊。20時消灯。
8月24日(金)
赤岳頂上小屋 〜横岳・硫黄岳・夏沢峠・天狗岳・黒百合平・高見石〜 渋の湯
7:00 8:20
16:00
夜明け前、ガスっているが風が強い。時折、大波になった雲海の彼方に富士が見える。私たちはこの瞬間のために来たのだ。後はもう歩くだけ。
富士山 ご来光
風景 ツーショット
高見石から渋の湯までは石の道が延々と続き、石の上を飛び跳ねながらの歩行で足の筋肉がひきつりそうになる。
渋の湯・御殿場湯は昔ながらの素朴な温泉旅館で建物は漠然と大きいだけであったが、浴室は古びた木製の床に木製の湯船という風情のある風呂であった。
8月25日(土)
バス あずさ5号 しなの8号 のぞみ
渋の湯 〜 茅野駅 〜 塩尻 〜 名古屋 〜 新山口
8:32 10:08
10:51 13:34
16:20
雑記
30年前に屋久島・宮の浦岳に山本と登った。その時、私は往路、登山靴を自宅に忘れてきたことに気がついた。購入すべく鹿児島市内を駆けずり回った。
しばらくは酒の肴になった。
今回、山本は帰路、登山靴をどこかに忘れたことを新山口で気が付いた。翌日、電話をかけまくった。名古屋駅に忘れていた。
おいしい魚が手に入った。
教訓
江戸の仇は長崎で
(深野 記)
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