大山 牡丹沢の西斜面(その2)

2005年2月5日

メンバー 村上知之(CL,49才)、池本貴浩(33才)、青山直人(30才)
坂口仁治(SL,53才・出光石油登山部)


行程 4日22時00分 県セミナーパーク発→ 国道9号線→ 5日5時00分 大山寺(下山キャンプ場駐車場)
 
・ 5時45分出発 → 6時15分取り付き(横手道分岐点)→ 8時15分 樹林限界(1100m付近)→ 8時45分 夏道8合目付近 → 9時15分 山頂小屋
(登山時間3時間30分)
・ 10時00分 山頂小屋出発 →6合目から元谷へ → 11時00分 元谷小屋 → 12時00分 大山寺 → 国道9号 → 20時00分 県セミナーパーク


感想
 新人の青山は弥山?ユートピアの山頂縦走の経験がない。何度か試みたが、悪天候のために全て中止になったらしい。今回は青山の悲願をかなえるための山行である。山頂縦走が目的とはいえ、夏道を上がるのは芸がない。比較的安心なバリエーション、牡丹沢右岸(左斜面)を登ることにした。ここは一週間ほど前に三浦と大岡が登ったルートである(山行報告参照)。
樹林帯に雪は多いが、深部は硬く締まっているので膝までのラッセルも比較的楽である。4人での交代ラッセルだが、事実上、池本がコースの半分を稼いだ。樹林限界を越えるとワカンでは歩きにくくなった。アイゼンに変えた。しかし、クラストが不完全で、踏み抜いた足をキャラ木に取られてうっとうしい。今日は気温が高く、風は弱い。
 8合目で夏道で出会った。山頂小屋の入り口は雪で埋まっていた。池本が掘り出し、小屋で一休み。ハーネスを付けて縦走路に踏み出してみたが、ひどいホワイトアウト。縦走を断念した。青山君、またもや残念!


 山頂からの下り際に岡山県のパーティーと出会った。我々が宇部山岳会であることを名乗ると、三浦教室の大山山行をHPでよく読んでおられるとのこと、感心されていた。坂口さんの提案で6合目から元谷小屋へ下ることにした。新雪を蹴散らしながら稜線をどんどん下りていくと、山岳会らしいパーティに幾つか出会った。元谷小屋やその周辺にも幾つかのパーティーが雪上訓練をしていた。若い人も多かったので、なんとなくにぎやかで嬉しい元谷の風景であった。


(村上)

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