韓国の山旅 |
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(阿知須HC山歩 上重一枝) | |
「韓国に連れて行ってね。」まだ米澤さんがHC山歩に在籍されていた頃に,お願いしていたことばです。あれから2年米澤さんは宇部山岳会に戻られ,韓国にも数え切れないくらい行かれ,言葉も大変上達されて,この度の私達を同行しての山旅になりました。参加者は私と伊藤幸美さん,坂野さん,三浦さんの4名です。そして,宇部山岳会からもう1名,心強い味方の竹内さん,彼は小学校の頃に北・南と住んでおられ,今なお韓国語を勉強されている方で,幸美さんと同じ年齢だそうで,とっても女性にやさしい紳士です。韓国に行った感想文をだらだら書いても面白くないので1つづつ項目をあげて書く事にします。 @ 雪岳山(ソラクサン) 国立公園にある名山で私達が登った大青峰が最高峰で1,703mです。 A 太白山1566.7m 登り始めは沢伝いに登山道があり,冷たい風が吹いて体を冷やしてくれました。山道も広く急な所も1ヶ所位で登りやすい山です。頂上近くにはお寺があり10名位の人が宿泊していました。石造りの大きな観音様が祭られており,そこから少し登った頂上には丸く石で囲まれた拝殿所があり私達は1人1人石の上にかしこまり,最拝礼をしてお参りしました。頂上は太白山も雪岳山もガスがかかり,展望が悪く風が強く冷たくとても寒く感じました。 両方ともふもとには白樺やダケカンバが生えていて,日本でいうと長野以北位の気候だと思いました。この頃日本では史上最高の気温になっていたそうですが,私達は釜山に戻るまで暑さ知らずに過ごせました。 C 宿泊 釜山から8時間,地下鉄・バス・タクシーと乗り継いで,やっと着いた五色温泉(オセックオンチョン)のグリンヤードホテルのフロントのお兄さんは,予約してないのはお断り,とそっけなくつっぱねました。みんな途方にくれていると,同じホテルのやさしい従業員が空いている部屋みますかと,声をかけてくれました。(ナアーンだ,空いているじゃないか)二晩で40万ウオンですと言われてビックリ。(えっ40万ウオン?)でも安心ウオンです。 D 防衛 防衛なんて書くと大げさですが,バスからは海岸に鉄条網が張ってあるのが見えるのです。砂浜に長く長く伸びているのは風景を台なしにしてしまいますが,島国の日本と違い危険な国がすぐ隣にあるこの国の賢明な策だと思いました。 E 食べ物 料理を頼むと一品にキムチ(ミッパチャン)が最低でも3種類出てきます。3品注文すると十種類は出ます。種類は一般的な白菜,それからニラ,じゃがいも,大根,三つ葉,トド,トラジ(あとで説明)きゅうりなど等,本当に豊かなテーブルになります。 F お酒 ビールはハイチとカッスがあり,ハイチの方が軽い飲み口と,喉ごしのよさで人気があるそうです。それとどぶろくのドンドンチュウ!。美味しかったのは太白の食堂で飲んだ,どぶろくで,どんぶりに,並々と入ったお酒を丸い柄の短い柄杓ですくってコップに入れて飲んだ米澤さん,「今までに飲んだ中で1番美味しい!。」と大感激でした。 G 言葉 韓国の文字は記号のようで分からないと言う人もいますが,あれは音を集めて文字にしたもので,一つ一つの文字には意味がありません。しかし,文法は日本語と同じで,勉強すれば読んだり話せたり出きるようになると思います。本当に近くて安く行ける外国なので,言葉が出きるようになると得だと思います。 「これはHC山歩の機関誌みちNo122に掲載されたものを筆者の了解を得たものです」 文責 米澤 |
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7月16日(金) 7月17日(土) 7月18日(日) 7月19日(月) 以上 |
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