大山・北壁・八合尾根
参加:三浦 福永(やまびこ)
4/11(月)宇部23:00発→
4/12(火)下山CP4:50着 5:30発〜元谷6:10〜6:50八合尾根取付〜8:40夏道八合目〜9:00弥山〜七合沢下降〜10:30下山CP→東大山一向平11:30
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登ったライン |
今季、雪の最後に近い大山。平日パートナーはやまびこの福永さん。23時仕事が終わって徳佐で合流し、R9を走る。深夜なので割合早く大山寺に到着する。山にはガスはかかっていない。すっかり春めいてきて、ここ1週間で雪の量が激減した。駐車場に車を止めた隣に、神戸のKちゃん…。元気で登っておられる様子であった。今日は宝珠尾根から頂上縦走らしい。我々も早々に準備し出発する。元谷もすっかり雪がなくなり、北壁も黒い部分が多く殆どの沢が落石の跡が激しい。目標の八合尾根、殆どブッシュで雪の部分が少ない。
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別山沢の落石 |
とりあえず取付に進む。別山沢は上部からの落石が絶え間なく降ってくる。バレーボール大の石もビュンビュン飛んできて我々をかすめて落ちていく。これは大変と八合尾根の末端から取付くのをやめ、落石の殆ど無い八合沢へ入り込む。やっと落石の雨から逃れられる。
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尾根側壁に付いた |
八合沢を少し登り、八合尾根側壁に付いた雪面を選んでブッシュと泥壁のミックスをダブルアックスで登り、尾根へ這い上がる。尾根上には雪は無く、別山沢側はすっぽりと切れている。このままこのブッシュ尾根を登っても面白くないので、八合沢側の雪の残ったラインを継いで高度を稼ぐ。
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やせ尾根に上がる |
上部になると尾根上に雪が残ってきてそれらしくなった。今季2回間違って隣の尾根を登ってしまった…。やっと八合尾根にいる。時期が合えば快適な雪稜とナイフリッヂになるであろう。天気は下り気味…ガスがどんどん下がってきた。夏道の木道に飛び出して八合尾根が終わる。アイゼンを外し、弥山へ登る。雨が降り始めたので、頂上縦走はやめた。
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七合沢を下る |
下りは七合沢を一気に元谷へ降りる。雨は本降りとなる。早いが1日目の行動を終了。一向平CPへ移動しゆっくりする。