祝島の山を以前から登ってみたいと思っていた 。宇部からも時々、海岸から島の姿が見える。地形図を見ていても、海岸から357mの山は高く感じられる。名物、山桜の咲いている時期に合わせて行きたかったが、少し遅れた。定期船は、柳井港から1日3便出ている。途中、4ヶ所に停泊する。今回は、祝島に最も近い上関町長島の四代から 乗船する。出港は10:25。その前に、瀬戸内の展望を楽しむことが出来る 。上盛山の車道を頂上へ上がり、360度のパノラマを白い展望台で満喫した。
上盛山からみた祝島 |
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上関町は、原発問題で大きく揺れ動いている。開発箇所近くには警備員がいて、ものものしい感じがした。のんびりとした四代の漁港。ここから定期船(いわい)に乗り、15分で祝島港へ到着する。石済の練堀の家並みが独特の雰囲気を漂わしている。時間全体がゆっくりと流れのどかな感じがした。親切な島の人々に357mの山の事を尋ねる。島の交通手段は自転車、原付バイク、耕運機、それと軽トラである。
林道を行く |
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平林さんというたくましいおばさんに沢山の情報をもらった。出来るだけヤブ漕きを少なくする為、行者堂まで参道を行き、ここから最高峰である357m峰を目指す。地形図には山名は無いが平林さんの情報から「宇山」と呼ばれている事が分かった。山桜は終わってはいたが 、島いっぱいに広がる様々な花の香りを満喫出来た。宇山には三角点の標石があるはずであちこち探し回したけれど倒木等により確認は出来なかった。ここから一度引き返し、島の南側の道へ出た。岡の平辺りからヤブを北進し、梅の木谷の涸沢を下る。ジャングルの様な様相であった。
視界はありません |
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西海岸の三浦湾に出ると、綺麗な海岸線となる。くさふぐの産卵場にもなっている。ここからは全て護岸されている。もう一つの目的、岩を探すが対象となる様な物は見つからなかった。
西海岸 |
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帰りの船を島で1時間半待った。時間の流れが島時間でゆったりと流れていた。
祝島港 |
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定期船いわいは高速艇であり、あっという間に本土に辿り着いた 。以前から行ってみたいと思っていた祝島。今回行ってみて、日本人が持っている心の豊かさをひしひしと感じた。次回は山桜の満開時に訪ねてみたいと思った。
祝島を振り返る |
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