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雷山・井原山のツツジの蕾
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福岡・佐賀県境の井原山へ
ミツバツツジの群生を見に行ったが 時期が早すぎて 蕾だけで終わった。
でも好天の下、老々?男女は 往復18kmのコースをケガも無く歩き通した。
宇部山岳会には 60歳を越えた会員対象に仲好しグループ「六○会」が存在する。
年齢に応じた 山行を助け合うことも目的の一つである。
春と秋に遠出の山行をする。
この春は(GWの混雑を避けてその前に)井原山のミツバツツジ群生を見に行くことを計画したところ六○会員と市民沢山の参加者があり、急遽バスハイクとなる。 |
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8時50分
雷山登山口で入念なストレッチ運動をし 体の準備をする。
ほとんどが60歳以上で 平均は65歳をはるかに超える団体である。
表には出さずとも色んなことに対処出来るよう、準備はしている。
シャガや踊り子草が咲いている集落を抜けると、植林の中 沢沿いに緩やかに登っていく。
先は長い のでスローペースを保つ。
話題は体調管理や膝痛対策が多い。
1ピッチで清賀の滝に到着。
まずまずのペースだ。衣服調節や水分補給をする。 |
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清賀の滝で休憩 |
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ここから急坂もあり、やや列が乱れる。
トランシーバーで連絡を取り合い分断を防ぐ。
2ピッチ目は上宮、最後尾も時間をおかず到着。
カロリー補給で長いコースに備える。
植林帯が終わり 自然林になると新緑が目につく。
急坂が連続し列が間延びし始めた。
ここのブナはあまり大きくない。
地上すぐで沢山の枝張りをしているのは、大木が無いので競争して上に伸びる必要がないのだろうか。
雷山頂上到着は11時前。大人数だとどうしてもコースタイムを超過してしまう。 |
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雷山山頂 |
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好天だが遠望はあまりきかない。
天山あたりまでは見えるが 雲仙普賢岳は黄沙や春霞の彼方である。
それはさておいて 最大の関心事・・井原山のツツジは?・・赤くない。顔がこわばる。
この方々は 「満開のツツジのトンネル」を信じて参加した筈なのに。
企画した者として大いに責任を 感じる。
ここで止めるわけにはいかない。進むのみ。
きれいな雑木林の道とさわやかな風が 気持ちを安らげてくれる。
参加者は「山の花の時期は予測が難しいですよね」と慰めてくれる。
縦走路は所々展望が良いところがあり、道もよく踏まれていいコースだ。
ウエークデイなのに数組の 団体とすれ違う。
同じ思いでこの山を訪ねたであろうと考えれば親近感もわく。 |
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縦走路は快適 |
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12時10分
井原山頂上着。
展望良好、しかし花は無い。
さわやかな微風の中 思い〃に弁当を 楽しむ。
新鮮な自家製イチゴの差し入れなども頂く。
12時50分
お腹が満足し 帰路につく。
この好天でツツジが慌てて咲き始めることを 期待したが、これは無理であった。 |
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まだまだツツジは蕾のまま |
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15時半 雷山神社下のバスに帰り着き、18時40分宇部帰着。 |