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冬山市民ハイキング報告
 
 
日時  令和2年2月9日(日)
目的の山  安蔵寺山(1263m、島根県)
天 気  曇りのち晴れ
参加者  36名
 ・一般参加22名
 ・宇部山岳会14名(加藤、斎藤(宗)、斎藤(滋)、江本(正)、大岡、高田、村田(俊)、池本、佐々木(慶)、江本(直)、宮田、有松、大石、石井)
行 程  (バス)
交通局発5:45~山口県宇部総合庁舎~山口県セミナーパーク~セミナー第5駐車場(トイレ休憩)~山口南IC~(中国道)~湯田PA(トイレ休憩)~六日市温泉ゆらら道の駅(トイレ休憩と登山準備)~ゴギの郷8:35
 (登山)
ゴギの郷8:50~(林道)~登山口9:20~廻り岩10:40~展望台12:15~安蔵寺山頂上12:30~展望台12:40 13:00~廻り岩13:40~登山口14:50~(林道)~ゴギの郷15:20 ※最後尾のコースタイムです。
 (バス)
ゴギの郷発15:30~往路と逆の経路~交通局着18:20
 今回は参加者が想定よりも少なく雪も期待できない状況だったので市民ハイキングの中止が頭をよぎったが、やはり参加希望者に雪山の魅力を感じていただきたいとの思いが勝って開催に踏み切った。
 とはいうものの今年は例年にない暖冬で雪をほぼ諦めていたが、開催日の数日前から寒波が山陰地方まで南下してきていたので少し期待して市民ハイキングに臨んだ。
 バスでゴギの郷に到着後、頂上付近で温かい飲み物の接待を行う先発隊が出発。
 そののち8:50ごろに本隊がゴギの郷を後にする。林道を約30分歩き小休止の後、頂上に向けて本格的な登山行動に移る。
 このコースは頂上までほぼ上りっぱなしできつい登山を余儀なくされるが、今回の参加者は雪山の経験者から初心者までその力量は様々で、廻り岩(約920m)までの急坂ですでに隊がばらけだしたので山岳会員が適切にサポートにつく。
 廻り岩では雪の状態が不安定だったのでフィックスロープで安全確保を図る。
回り岩を慎重に通過する
急坂での休憩
 その後も急坂を登り頂上手前の展望台に到着する。
最後の急登に挑む
展望台に到着
 ここでは雪と樹氷と雲の合間から差し込む陽射しが素晴らしい光景を演出しており、苦労して登られた皆さんにとって素晴らしい贈り物になったようだ。
展望台の光景
 頂上をピストンして展望台で温かい飲み物の接待を受けながら昼食休憩した後下山する。
展望台での休息
下山を開始する
 中腹を過ぎたあたりから下山道は落ち葉と雪解けで滑りやすい状態になっており、急な下り坂では皆さん非常に苦労して下りていた。
慎重に下山
 今回の市民ハイキングでは山岳会員のサポートに加えて一般参加の方々が慎重に粘り強く行動されたおかげでほとんどの方が頂上を踏み無事に下山することができた。下山後の皆さんの充足した表情を見ているとこちらも嬉しくなり市民ハイキングを続けていくモチベーションにつながっているようだ。
 今後も年間3回開催する市民ハイキングを通じて、四季折々の山の魅力を伝えていけたらと思う。
(文:石井  写真:斎藤(宗)、斎藤(滋)、高田、石井)
      
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