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五万堂渓谷(錦川水系) |
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日 時 |
2021年6月26日(土) |
天 気 |
曇り |
メンバー |
大石、下程、内田 |
行 程 |
山口~鹿野IC~五万堂渓谷入口~入渓7:45~赤滝~800m二俣~登山道~長野山10:00~登山道~駐車地点10:55~山口 |
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直前まで仕事で土日が休めるかどうか微妙であったが、何とか休日出勤は免れたので近場の沢を予定する。せっかくなので今まで遡行する機会のなかった五万堂渓谷に行くことにした。 |
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鹿野ICで下程と待ち合わせ。五万堂渓谷へ向かうが、林道でかなり奥まで入ることができた。林道終点の空き地に駐車して、準備をしてから入渓。
ここ一週間は降水がなく、水量は少な目か。小ぢんまりとした沢で、曇り空のせいもあって薄暗い印象だ。 |
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かなり奥まで車で入ることができた |
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小ぢんまりとした沢を進む |
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入渓後しばらくで、早速、二俣となる。水量は一対一。ここは本流である左俣へ。今回の遡行は読図などの判断を大石にしてもらった。
大石も下程も久しぶりの沢靴の感触を確かめるように、どんどん先へ進む。なかなかのペースで飛ばし、ほとんど水に浸かることがないので、暑くてたまらない。遊歩道を横切り、入渓してから30分くらいで、赤い橋の向こうにF1赤滝が見えた。 |
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F1赤滝 |
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ここはロープを出して登攀開始。下から見ると、右も左も登れそう。どちらを登るか少し迷ったが、せっかくなので水量の多い右を登ることにする。火照った身体が中間部のシャワーで一気に冷え、そのまま水流を浴びながら上部へ。
冷えた身体がさらに冷えることに焦るが、落ち着いて探れば、ホールド・スタンスはある。中間と上部の2か所にカムで支点をとって、落ち口を越えた。あれだけ火照っていた身体が冷え切って、ぶるぶる震えが止まらない。下程も大石も頭からシャワーを浴びて登ってきた。 |
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上部はシャワー浴びながら右へ |
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F1のすぐ上にはF2の滑滝が見える。簡単そうだが、滑ると下まで止まらないので、ここもロープを出した。中間にカムで支点をとった。 |
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F2滑滝 |
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F2を超えると、さらにまたすぐ上にF3が現れる。下から見ると、高さがあるように見えたが、棚まで上がってしまえば、実際には2~3mか。
ここでも念のためロープを出したが、ルートを選べばロープは不要かもしれない。ただ、F1で冷えた身体がなかなか温まらない。 |
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簡単なF3 |
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F3を越えると、大きな滝はない。1~2つ小滝を越えると、800m付近の二俣となる。ここは大石の指示で右へ。 |
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小滝を越える |
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その後、次第に水流は細くなり、両岸が手の入った植林地帯となってきたと思ったら、突然、登山道に出た。藪漕ぎなしで、思った以上に早かった。
せっかくなので長野山の山頂へ。歩きやすい登山道を進むと展望台のある山頂に到着した。薄汚れた男3人で誰もいない展望台に上がり、ほとんど景色のない周囲を眺めた後、下山を開始。50分で駐車地点に到着した。 |
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長野山の山頂へ |
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トラック図(五万堂渓谷) |
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3人のペースが良かったというのもあるが、あまりに早く終わってしまったので、少し物足りない感じはある。ただ、ちゃんとロープを出して登攀する滝があるのが良い。水量の多いときは、F1上部を右に行くのは難しいかもしれない。 |
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(文:内田、写真:内田・大石) |
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