|
つむぎ谷遡行 |
|
|
|
|
1. 山行日 |
|
2008年8月24日〜25日
|
2. 天候 |
雨後曇り時々晴れ
|
3. メンバー |
|
内田(一般)、森重(一般)、藤井、鹿野(陽)
|
4. 日程 |
|
8/24(日) |
7:00 |
|
山口市出発 |
8:50 |
|
島根県吉賀町国道187号線沿いポケットパークで鹿野合流 |
9:30 |
|
三葛到着・入山(曇り)砂防堤上で懸垂下降、フィックスロープ練習 |
10:25 |
|
つむぎ谷遡行開始 |
12:00 |
|
標高600地点の左岸沢出合で昼食(素麺) |
12:45 |
|
出発 釣りなどしながらのんびり遡行 |
15:50 |
|
泊地到着(標高860m) |
|
|
|
|
|
8/25(月) |
8:20 |
|
起床 |
9:15 |
|
朝食後出発(快晴) |
10:42 |
|
額々山山頂 |
11:13 |
|
山頂出発、広高谷下降開始 |
12:35 |
|
二条滝下、昼食(素麺) |
13:30 |
|
出発 |
14:30 |
|
林道の橋にて沢下降終了 |
15:06 |
|
下山 |
5. 内容 |
|
|
|
|
|
|
泊まりの沢登りは今回が初めてである。
遅刻は嫌なので前日からテントを設置して朝を待つこととした。
朝、ちょうどテントをたたんだ頃に3人が到着。森重さんとは初対面になるが、気さくな感じでとても助かった。
三葛の集落はそこから30分程山奥へ。着替えを済ましてすぐに出発する。
天気はあまり良くないが、歩くと暑い。早く滝つぼに浸かりたい。 |
|
|
|
砂防提上の傾斜で懸垂下降とフィックスロープの練習をした後、入渓。
久しぶりの沢はやはり気持ちいい。
途中小さな滝をいくつか越え、不安な場所はザイルを使用。危険な場所はまいていく。
内田さんはいいポイントを見つけるとシーボルトミミズを餌に竿を垂れる。
この匹見川水系の河川にはゴギという希少な魚が生息する。
釣れるのを期待するが中々釣れない。釣りの間は藤井さんとヘツる練習をする。
森重さんは珍しい生物を求めて徘徊している。
結局ゴギは釣れなかったが、思い思いにゆっくりとした時間を過ごせた気がする。
これまでの山行では、なかなか立ち止まって何かするということはなかったが、こういうスタイルも面白い。 |
|
いいホールドにカエルがいて驚く |
|
|
|
|
たまたま網に入ったゴギの稚魚 |
|
|
なかなか釣れない獲物 |
フィックスロープの練習 |
|
|
|
|
泊地に到着し、ツェルトを屋根替わりにして寝ることとする。が、とても寒い。寒くて寝るどころではない。
濡れたザックを抱いて我慢していたが、深夜2時、ついに寝ることを諦めた。
焚き火を起こしていると、ほか3人も起きてきた。やはりみんな寒かったらしい。
下山後に分かったことであるが、その時の泊地での気温は11℃前後だったらしい。
夏の山もなめてはいけない…。その後はテントを設置して何とか睡眠をとることができた。 |
|
|
|
2日目、読図しながら額々山頂上を目指す。
つむぎ谷の源頭から稜線に出るまではほとんど藪こぎ状態。
暑くて沢が懐かしい。頂上正面には寂地山が見えるが、展望はあまりよろしくない。
少し休憩した後、広高谷の沢を下る。
ザイルは使用しなかったが、こちらの沢は連続した滝が多く、まくのに苦労する。
次回はこちらから遡行するのも楽しいかもしれない。
昼食後、1時間ほど下ると橋が見え、そこで沢下降を終了。
林道を30分歩くと駐車場に到着した。 |
|
|
|
|
|
今回の遡行では、登攀技術そのものよりも、焚き火やツェルトの設置など生活技術の重要性を感じた。
ロープワークや読図などの基本技術もまだまだである。
また、がむしゃらに沢を登り詰めていくのではなく、夜の焚き火や昼食などに重きを置いた遡行のスタイルもとても面白いと感じた。
秋の遡行が楽しみである。 |
|
|
|
藤井さんが行けば自分も行かざるをえない |
焚き火 |
|
|
晩御飯前のビール |
|
|
|
不安な場所はザイルを使用する |
|
|
|
文 : 鹿野(陽) |
|
|
|
|
|
|