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大菩薩嶺
山行日  2008年2008年9月7日
 
メンバー 高田、中村(無所属)
 
 いつも独りで寂しいし、たまにはテントの中で酒も飲みたいので同じ茨城県内に住む大学時代のワンゲルの後輩を誘って大菩薩嶺(山梨県)に行く。
 大菩薩峠は読んだ事は無いが小説の題名にもなっており、大菩薩嶺は百名山でも有名な山である。最近はどうも百名山に足が向いている傾向にある。
 9月6日(土)
 昼過ぎに茨城を出発。交通費節約の為に下道(約190km)を行くが、茨城県から山梨県を下道で行くと東京都を通過するため距離の割に時間がかかる。
 このままでは現地での酒盛りの時間がなくなる恐れも出てきたので、途中八王子から中央高速を利用する。
 勝沼ICを下り塩山で酒を買出し登山口の駐車場に19時頃着。雨の中テントを張り夕食と酒盛り。
 この年になっても昔の仲間と酒を飲むと、気持ちは大学時代の20才代に戻りワンゲル時代の合宿の話に花が咲く。
 9月7日(日)
 5時半起床。心配していた雨はあがっており青空ものぞいている。
 6時半出発。登山道を上日川峠まで歩くが、脇を県道が走っており車でも入れる。
 多くの人は上日川峠まで車で入り大菩薩嶺をピストンする山行ではないかと思う。
 我々はせっかくなので大菩薩峠〜大菩薩嶺〜丸川峠を縦走しぐるっと回るコースを選んだ。
コース図
 8時半上日川峠(1,500m)着。
 峠にある長兵衛小屋の駐車場には車が沢山止まっている。
 高知ナンバーの観光バスも来ており、百名山の人気が伺える。ここから富士見平〜大菩薩峠を目指す。
富士見平の山荘
天皇家御用達
 天気が良いと富士山が綺麗に見えるらしいが、天気は曇りで富士山は見えない。それでも雨が降らないだけ良しとしたいところである。
 大菩薩峠(1,897m)に9時半到着。ここの光景はよくガイドブック等で必ず目にする。
 今回はパートナーがいるので交代で記念撮影をする。同行者がいると話し相手にもなり、いざという時を考えると非常に安心である。
大菩薩峠
 この後輩は山は久しぶりであるが、普段ランナーとしてトレーニングを積んでいる?ので非常に頼もしいパートナーである。これからもっと炊きつけて来年あたりは沢登りにでも連れて行きたいところである。
大菩薩峠からは稜線を約1時間歩き大菩薩嶺(2056.9m)に10時半到着。思ったより視界の無い地味な頂上で少し拍子抜けした。
大菩薩嶺頂上
 頂上からは丸川峠を経て下山する。丸川峠にある丸川荘は発電機の音のしない静かで趣のある小屋である。
丸川峠小屋
 登山口の駐車場に12時45分着。温泉に入り帰路に着く。自宅着20時。
(高田 記)
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