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中崎尾根縦走 |
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山行日 |
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2008.12.27〜2009.1.1 |
メンバー |
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村上、鹿野(陽)、松田 |
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日 程 |
27日 |
3:00 |
山大駐車場入口集合 |
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山口南から高速に乗り、飛騨清美ICで降りる |
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中部縦還線に乗り換え国道158号線 |
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新穂高温泉駐車場到着 |
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駐車場にテントを設置し、就寝 |
28日 |
3:00 |
起床 |
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5:00 |
出発 |
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5:20 |
中崎尾根取付き、ワカン装着 |
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11:06 |
1650mピーク |
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12:00 |
稜線上でルートが分からず、ザックを置いてルートファインディング |
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13:49 |
中崎山手前の稜線上でテント設置 |
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18:00 |
就寝 |
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1650mピークまではひたすら急登。雪の状態は悪く、ほとんど藪こぎ状態。
大きな岩が続くと落とし穴の連続。ここまで6時間も掛かってしまった。 |
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中崎山まで行ってしまうとテントの設置できる平地がない恐れがあるため、少し早いが山頂手前でテント設置。
夜は非常に寒く、足が冷たくて眠れない。 |
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29日 |
3:15 |
起床 |
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5:45 |
出発、ワカン装着 |
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6:10 |
中崎山山頂(1744m) |
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10:20 |
大丸山山頂(1816m) |
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11:06 |
1650mピーク |
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15:00 |
2100m稜線上でテント設置 |
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18:50 |
就寝 |
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この日は朝から9時間のラッセル。中国山地のように雪に重みはないが、やはりキツい。
ウサギの付けたトレースを目印に進む。彼らはきちんと雪の少ない稜線上を見分けて進んでいるのだろうか、とても歩きやすいルートを選んでいる。 |
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大丸山からの景色。目指す槍ヶ岳ははるか向こう側である。
途中、雪崩捜索のヘリが頭上を何度も飛んでいた。 |
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新人‘松田君’の見事なラッセル。最初は転んでいたが、すぐに慣れてしまった。
体力もあるし、これからの成長に期待したい。 |
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この日の泊地は2100mの痩せ尾根上。
平地はなく、この先は急登が続くため仕方ない。
窪地に雪を運び無理やり平地を作る。
夜、予報どおり風が強くなってきた。 |
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30日 |
3:50 |
起床 |
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7:00 |
出発、ワカン装着 |
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10:30 |
2355mピーク |
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11:43 |
奥丸山山頂(2439m) |
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13:50 |
槍平 |
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14:20 |
テント設置 |
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16:15 |
テント設置場所移動 |
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19:50 |
就寝 |
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2355mピーク。
目の前に奥丸山が見えるが、この後も痩せ尾根が続く。
ザイルを出すほどではないが風も強く緊張する部分があるので、ピッケルをよく固定させて慎重に進む。 |
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山頂手前。
油断したのか、今回一番の落とし穴にはまる松田君。 |
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奥丸山山頂。
これでアルピニストの仲間入り!
かすかに槍ヶ岳が見えるが、依然として視界は悪く、天候も一向に良くならない。
明日以降も天候は悪化する恐れがあるため、槍平へ下ることとする(残念)。 |
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小屋の中崎尾根側にテントを設置しくつろいでいると、昨年末この場所で雪崩に遭遇したという登山者の男性がわざわざ指摘して下さり、小屋と小屋の間にテントを移動することとする。
主稜側に設置していた人達も指摘を受けて間に移動していた。
雪を固めるのも手伝っていただきありがとうございました・・・。 |
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31日 |
3:00 |
起床 |
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6:40 |
出発(テント撤去後に小屋で明るくなるのを待つ(1時間))、ワカン装着 |
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7:35 |
滝沢 |
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9:00 |
白出沢 |
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9:54 |
穂高平小屋、せっかくなのでアイゼンを装着 |
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11:10 |
新穂高温泉駐車場 |
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12:40 |
出発 |
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前日夜の雪でトレースは消えてしまっているので、明るくなるのを待つことにするが、同じく下山するパーティーがいるので楽に帰ることができた。 |
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白井沢。5月に来たときは岩道だったため、ここでワカンを外す予定であったが、岩はすべて雪に覆われている。
ここから奥穂高が見えるが、厚い雲に覆われている。下山して正解であった。 |
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末端からの中崎尾根のラッセルは実に面白かった。やっぱり雪山はラッセルしなきゃ始まらない。
しかし、槍ヶ岳に登れなかったのは残念だった・・・。
次回はぜひ奥丸山から槍ヶ岳までの続きをやりたい。
・・・・・・・・・・・・・・・ 村上さん、24時間運転お疲れ様でした。ありがとうございます。 |
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(記 鹿野(陽)) |
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