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南アルプス 白峰三山 |
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日 程 |
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2009年9月5日〜6日 |
メンバー |
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高田(単独) |
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9月4日(金) |
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夏期休暇で三連休だったので、二泊三日で南アルプス白峰三山(北岳、間ノ岳、濃鳥岳)を縦走する予定であったが、この週の火曜日から右足親指の付け根に痛風発作が発生。
この数年薬のおかげで尿酸値も安定しており安心していたのだが・・・。最初はあきらめていたが、木曜日には殆ど痛みも引いてきた。
酒さえ飲まなきゃ大丈夫か・・・?しかし、木曜の夜からの出発はあきらめ、金曜日の朝の状態を見て大丈夫そうなので、一泊二日の行程に変更して禁酒山行決行。
酒を持っていかないとなると、つまみも必要ない。
食糧は朝、夕、インスタントラーメンとし軽量化も計る。 |
9月4日(金)茨城の自宅を午後ゆっくり出発。
奈良田の無料駐車場に18時半頃到着。
かなり広い駐車場で仮設トイレや水場完備。禁酒なので時間を持て余す。
ラジオを聞いたり、文庫本を読んで車の中で時間をつぶす。 |
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奈良田駐車場 |
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9月5日(土) |
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4時半起床。
マイカー規制の為、5時10分発のバスで広河原に向かう。
料金は1,100円。
バスは超満員で約1時間立ったままでカーブが多く少し車に酔った。
やっと広河原に6時20分到着するが、ここでトイレも長蛇の列で時間がかかる。
6時40分出発。
ハイシーズンは過ぎたといえ、人気の北岳であって登山者は多い。
ツアー登山のグループも沢山いる。
大樺沢沿いルートをゆっくりと登る。 |
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大樺沢の登り |
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バットレス |
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以前縦走でもバットレスクライミングでも何度か通った懐かしいルートである。
9時4分二俣着。
ここから八本歯ノコルを目指して登る。
登るに連れバットレスが目の前に迫って来る。取り付いているクライマーのコールも聞こえてくる。
楽しそうだが、今の俺には無理だろうな・・・。
11時36分八本歯ノコル→12時44分吊尾根分岐→北岳頂上13時9分着。
8年振りの北岳頂上である。
14時11分北岳山荘着。
テントを張って早速「プシュ!」と行きたいとこだが・・・。
コーヒーを沸かして行動食の残りを食べて過ごす。
今まで気にもしなかったが、回りから「ブッシュ!」とか「グビグビ、ゲッフ!」とかやたらと気になる。
あ〜、ストレスが溜まる。
翌日足痛くなっていいから小屋でビール買って飲もうかと思ったが、ぐっとこらえてラジオを聞いたり景色を楽しんだりして過ごす。 |
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北岳頂上 |
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北岳山荘 |
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9月6日(日) |
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3時起床。
4時9分ヘッデン点けて出発。
緩やかな稜線を登り中白峰4時52分通過→5時57分間ノ岳着。
北岳山荘からここまでは来る登山者は少しはいるが、殆どはここから戻る人が多い。
濃鳥小屋がずっと下に見える。
この下りを目の前にすると濃鳥岳はあきらめる気持ちもわかる。
南アルプスのアップダウンの大きさは頭に来るほどすごい。濃鳥小屋6時54分。 |
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間ノ岳頂上 |
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濃鳥小屋から間ノ岳 |
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ここから再び登りとなりゆっくりと登る。
前日の北岳の人の多さに比べると人は少なく、天気も快晴無風である為静かな山行が楽しめる。
8時38分濃鳥岳着。
これで白峰三山は終了。
あとは下るだけである。安心でもあるが少し寂しい気持ちもする。
9時19分大門沢下降点着。 |
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濃鳥岳頂上 |
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大門沢下降地点 |
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ここから1,000m一気に下る。
約3時間かけ11時8分大門沢小屋着。
当初予定ではここで二泊目をする予定であった。
ここから奈良田までは更に3時間下る。
延々6時間の下りも非常に疲れる。
14時奈良田駐車場着。
奈良田温泉に入り独りでコーラで乾杯し帰路に着く。
帰りは中央高速の渋滞に巻き込まれ自宅着22時過ぎ。
大変疲れたが天気にも恵まれ以前からの念願であった白峰三山の縦走が出来て良かった。 |
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(高田 記) |
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