|
09年・秋の市民ハイキング 報告 |
|
|
|
|
1 実施日 |
|
11月8日(日) 晴れ |
2 場 所 |
|
九重山系 扇ガ鼻 (大分県) |
3 参加者 |
|
一般市民42名 山岳会員15名(CL三浦昇 SL村田俊) |
4 行 動 |
|
|
|
|
|
|
秋の市民ハイキングが九重山系の扇ガ鼻で行われた。
一般市民42名と山岳会員がバス1台と自家用車1台に分乗し 予定通り6時に宇部を出発したが 高速道路上の交通事故のため 1時間遅れでの牧ノ戸登山口到着となる。 |
|
|
|
計画ではまず 主峰の久住山に登ることになっているが 11時を過ぎ、出発が大幅に遅れるため今後の行動は 適時判断をする旨 三浦CLより市民のみなさんへ説明があり了解される。
心配された天気もまずまずで 秋らしい爽やかな風に吹かれながら沓掛山に登り最初の休憩をとる。
紅葉には遅い感じだが 遠く阿蘇まで続く雄大な光景に歓声が上がる。
シーズン中 いつも混雑する 沓掛の下りも 時間が遅いせいかスムーズに通過でき 12時半に扇ガ鼻分岐に到着し昼食タイムをとる。 |
|
|
|
|
扇ガ鼻分岐にて昼食 |
|
|
|
今日は扇ガ鼻〜岩井川(いわいこ)岳分岐〜瀬の本の長いコースを下る予定なので 久住山往復するには時間的に無理と 判断される。
三浦CLから このことが市民のみなさんに伝えられ ここから扇ガ鼻に向かうことになる。
高速での事故が原因で 行動時間が短くなり 楽しみにしておられた市民のみなさんに 申し訳ない思いで一杯だが 快く承知していただき有難い。 |
|
|
|
|
扇ガ鼻への登り |
|
|
|
春には ミヤマキリシマ・ドウダンツツジが咲き競う斜面を緩やかに登り 扇ガ鼻山頂に到着。
全員で記念写真に納まる。
ミヤマキリシマで山肌がピンク色に染まる時期は登山者で一杯の山頂も 今日は私達だけのようだ。 |
|
|
|
|
扇ガ鼻山頂での記念写真 |
|
|
|
小休憩の後扇ガ鼻を後にする。
5月〜6月にはドウダンツツジの赤・ピンク・白が続くこの道も残念ながら紅葉シーズンも すでに終わり 晩秋のたたずまいである。
風にゆれる一面のススキ野原が美しい。
下山コースから少し寄り道し 三角点が無ければどこが山頂か分かりにくい岩井川岳に向かう。
岩井川岳を訪れる登山者はそう多くはいないだろう。
山頂(三角点)付近は広々とした笹原で思わず寝転びたくなる・・・本当に素敵な所だ。
この寄り道は 久住山に登れなかったので せめてここでゆっくりくつろいでほしいとのリーダーの思いだろう。 |
|
|
|
|
岩井川岳にて |
|
|
|
いったん分岐まで戻り瀬の本へと向かう。 |
|
|
|
|
|
岩井川岳分岐に戻る バックは扇ガ鼻 |
|
|
|
春には新緑のトンネルとなる広葉樹の林もほとんど葉を落とし落ち葉が登山道を覆っている。
カサカサと落ち葉を踏みしめ 明るく風通しの良い林を歩くのもなかなか良い。紅葉の名残のカエデが美しい。 |
|
|
|
|
紅葉の名残り |
|
|
|
15時40分頃には全員瀬の本登山口に下山する。 |
|
|
|
|
本日のトラック図 |
|
|
|
会員による事前の調査山行も行い 本番も多くの会員がサポートとして参加し安全で楽しい市民ハイキングを目指したが 久住山に登れなかったのは残念だ。
しかし 市民のみなさんの快いご協力により無事市民ハイキングを終える。
車窓から 山麓を彩る紅葉と雄大に拡がる九重の草原を眺めながら帰路についた。 |
|
|
|
(文・ 斉藤滋 ) (写真・ 加藤&斉藤宗) |
|
|
|
|
|
|
|