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木谷峡上流部沢登り(月例) |
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日 時 |
2010年9月5日(日) |
参加者 |
斉藤 宗(CL・写真)、大岡(SL)、池本、加藤(医療・写真)、杉原信、塚本、兼安、
三浦比(文)、斉藤滋、西村佳、津田、竹之内真、竹之内寛(感想)、田村、鮫島、
森本(一般) 計16名 |
天 候 |
曇のち晴れ |
行 程 |
6:30宇部ICバス停下駐車場〜7:00小郡交通センター〜鹿野IC〜
小西先林道側駐車スペース〜下流に戻り入渓〜清水谷合流点で 昼食 〜
平家屋敷跡〜少し下流にてソーメン流し |
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16人が行く |
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4月前の本年度の行事予定を決める時 9月の月例山行(沢登り)の担当を軽く引き受けた。
しかし9月の前半は台風シーズンである。一つめの不安である。
好天を期待しながら誰もが気軽に参加出来る沢を案内したいと思い 木谷峡上流部に決定するが、私のようなおじさんに同行する会員がいるだろうか?。二つ目の不安である。
眠れない夜が続いたと言いたいところだが、夕食時の冷たいアルコールでトンコロリ。女房(G)だけが ヤキモキしたようだ。直前の集計で16名参加とわかり当日の先頭をベテランのOkさん、Itさんにお願いした。
他にも強力メンバーが揃ったので このコースはもの足りないかもしれない。
経験の浅い人、初めての人もいたがあまり口出ししないで沢登りの注意点や楽しさを余裕をもって経験してもらうことにした。
今回のコースは様子のわかっている2008年と同じにした。
http://ubealpine.fc2web.com/20houkoku/12-kitanikyou.html(以下トラック図と滝の番号は このHPと同じ) |
( 斉藤宗) |
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報 告 |
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今回の沢は、木谷峡の下流部・中流部・上流部に分けられる中で初心者でも楽しめる上流部コ−スへの遡行である。
水ノ尾林道を少し過ぎた場所に車4.5台が入る駐車場へ到着。駐車場集合の3名と合流し、総勢16名の一団体となる。
沢終了後には、そうめん流しが予定されている。
終了地の平家屋敷跡の駐車場へ食材を乗せた車の配車のため3名が向かう。残りのメンバーは一足先に林道を200m下った所より沢へ降下し、ここより入渓。
歩き始めて数分、最初の小滝が現れる。いとも簡単に沢ガール・沢ボーイ・今回沢デビューのhちゃんも無事登りきる。
いきなり腰まで入水にもかかわらず、 どんどん進む姿におされ後に続く。
思ったより水の冷たさは感じられずホットする。 |
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F3 を行くベテラン組 |
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お助けロープの出番 |
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30分後、配車隊と合流。上部になるほどかなり水量が無くなるとの助言で水量のあるうちに楽しむことにしよう。
次々と現れる小滝・釜や淵もあり周囲はミニゴルジュと自然林。古木倒木も少なくアブ・ブヨのうるさい虫も現れず、時折岩肌にいるカエルと遭遇し沢ガール達のかわいい悲鳴を耳にする。
2メートル前後の小滝は巻くこともなく登ることができ、へつる者、泳ぐ者、自由に遡行できるコースです。
そして、釜の中にはいつもGさん。今回も水の精に 変身されました。 |
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泳ぎは楽し |
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F9へ 泳ぐか へつるか・・・ |
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入渓から1時間30分最初の休憩。この場所はシミズ谷への分岐点になり数名が偵察に入る。
Gさんから喉を潤すナシと自家製のミニトマトのはちみつ漬けの行動食の配給があり、ブドウ糖が主成分のはちみつでエネルギー補給ができました。
沢は水量で全く別物と化し、シャワークライミングになりそうな場所も今回はノーザイル・時折出されるベテラン組からのお助けスリングで問題なく登りきる事ができた。
小滝は次々と現れ、やはり、釜にはGさん。 |
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F10 |
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F13にまっ正面から挑む |
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小滝もあと数か所あるだろうかと思った矢先、小滝に取り付いていた沢ボーイにアクシデント発生。指先だけでは物足らなっかたのでしょう・・顎でも岩の感触をためされたようです・・・ともあれ、大事に至らず一安心。 |
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F14に挑戦 |
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沢デビューで頑張る |
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SLも大役を果たしくつろぐ |
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最後の小滝を登る頃には、周囲が開け明るい沢となる。
午前中の厚い雲も取れ青空が広がり、平家屋敷跡手前にて遡行終了。
林道を少し戻り、再度沢に入りそうめん流し会場へ移動する。
用意されたザルにそうめんを盛り付け、あしらいにモミジの小枝・ミニトマトを飾り流水に浮かべる。清涼感のある心和む一瞬である。
つけだし汁の薬味にはきゅうりの千切り・きんしたまご・赤板・カニカマ・しいたけの甘煮と具沢山、手を岩から箸に持ち替えいただきます。 心もお腹も満腹です。
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沢登り後の味は格別 |
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Sさんに感謝、一路林道を下り駐車場へ向かう。真夏の沢は最高でした。 |
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( 文・三浦比 写真・斉藤(宗) 加藤 ) |
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沢デビューの感想 |
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学生の頃一度行ったきりの沢登りでしたので、期待と不安を感じながらの入渓となりました。
しばらくは沢靴のフリクションを信用できず、一歩一歩慎重に進みましたが、苔むした岩の上を歩いても思ったより滑らず、沢歩きを堪能できました。
長めの滝や深そうな淵が出てくる度に密かにドキドキしていましたが、ほぼ同期の仲間たちのたくましい姿に触発されました。
滝を自力でなんとか登れたときはもちろん嬉しいですが、頼もしい先輩方に手をひっぱって頂いたり、水を異常に含んだザックを押し上げてもらうことにも、喜びを感じました。
暑い中の沢登りはやっぱりとても気持ちがよく、みなさんに感謝しながらのとても楽しい遡行となりました。
そうめんもおいしかったです。Sさんサイコーです。みなさん、ありがとうございました。 |
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( 文:竹之内寛 ) |
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