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三倉岳クライミング |
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日 時 |
2010年10月10日(日)
16:00陶ヶ岳〜山口南IC〜六日市IC〜18:30県立自然公園(テント泊) |
2010年10月11日(月・祝)
8:00テント場出発〜8:45Bルート中岳7合目付近取付き〜9:20登攀開始〜
13:20登攀終了〜13:55~14:00夕陽岳頂上〜14:10三倉岳頂上〜Aルート
〜15:20テント場到着 |
参加者 |
村岡(CL)、田村 |
天 候 |
晴れ |
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10月10日(日) |
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陶ヶ岳にてトレーニングの後、明るいうちに現地入りを目指して出発するも、夕暮れの空に秋の星座が瞬き始めた頃、三倉岳の麓に到着。
県立自然公園のキャンプサイトは、トイレや炊事場等々とてもきれいに整備してあり、快適に過ごすことができた。 |
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10月11日(月・祝) |
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初めて挑戦するマルチピッチ。不安と緊張で落ち着かない朝を迎えた。
いよいよだ。 |
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三倉遠望 |
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Bコースを7合目まで、階段状に続く急登を行く。右に入ると思わず息を呑んで見上げる青白ハングが聳えている。
我々は左へ延びる踏み跡を進み、程なく取り付きの大岩に到着する。 |
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青白ハング |
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リードの村岡さんが登攀を開始するのと同時にピナクルさんの2パーティーが取り付きに到着。どう考えても自分が渋滞の元凶になることは間違いないが、もう、行くしかないのだ。
しっかりしたホールドやスタンスが心の拠り所である現在の自分。
目の前の岩には拠り所となるようなスタンスはない。しかし、スタートしてみると意外にもフリクションがとてもよいことが分かり、かなり気持ちが軽くなる。
1ピッチ、2ピッチと比較的楽な登攀が続き、ピナクルさんより先行させていただいたが、3ピッチ目はカムの使用が必須。
ここでピナクルさんと我々の登攀順序を逆にしていただいて、急がなくては!という重圧から解放される。
しばらく皆さんの美しい登攀を見学させていただいたが、結局カムを使わなくても登れるルートに変更して3ピッチ目終了。
続く4ピッチ目はいよいよ核心部。
しかし、ここも簡単なブッシュ帯へとトラバースし抜ける。
5ピッチ目から振り返って後方を見ると4ピッチ目はとても楽しそうだ。しっかりトレーニングしてまた近いうちにリベンジしたい。
5、6、最終ピッチもかなりの部分を村岡さんに助けていただきながら、何とか中岳の頂上に立たせていただいた。
その後、夕陽岳、三倉岳へと縦走し、Aコースより下山した。 |
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夕陽岳より登攀した中岳を望む |
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頂上から見る風景は、本当に美しかった。
核心部は悉くトラバース。それでもやはりピークに立つというのは嬉しいものだ。
時期早尚であることを承知で三倉岳に連れ出していただき、ご指導下さった村岡さんに心より感謝申し上げる。
また、スタートからずっとご一緒させていただくこととなったピナクルの皆さんとの素敵な出会いにも感謝する。
いつの日か、またどこかの山でお会いできたらと願う。 |
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( 記録、田村 ) |
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