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大山 山行 |
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日 時 |
平成23年2月25日(金) |
山域・ルート |
伯耆大山・七合尾根 |
参加者 |
村上知之(CL、装備)、藤井祐介(SL)、松田翼 |
行程 |
2月24日 21時30分 山口市発〜9号線〜 |
25日 3時45分大山寺着、4時25分出発〜5時40分元谷小屋着、
6時15分出発〜弥山取付き付近(迷う)〜元谷小屋〜8時45分
7合尾根取付き付近〜9時45分7号尾根終了点〜10時15分弥山山頂、
45分出発〜夏道〜〜12時30分大山寺着〜19時山口市〜20時下関 |
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感 想 |
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松田翼君が春から京都で新しい人生を始める。厳しい料理人の道に踏み込む。しばらくは山から離れることになるだろう。
今のうちに彼に大山のバリエーションや頂上縦走を経験させてやりたい、ということで計画した山行である。
徹夜で運転し、仮眠を15分ほどとって出発準備。異様に暖かい。
登攀装備の我々を見て、よそのグループから「こんなに暖かいのにどこへ行く」と心配そうにたずねられた。 |
雪が非常に多い。
元谷への宝珠林道は雪斜面の下に隠れ、斜面のトラバースが長く続いた。
元谷では風が強く、山はガスで見えない。少し白んでくるのを小屋で待って出発。しかし、視界不良で取付きがわからない。
辺りには新しい落石がたくさん散らばっており時折、石が降ってくる。
落石の危険があることから、この辺りの尾根を登るのは中止し、八合尾根を登ることにした。
元谷小屋に引き返し、出直すことにした。 |
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落石 |
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八合尾根の取付きも視界が悪くてわからない。しかし、この辺りは落石の形跡がないので、藤井君と松田君の勢いにまかせて適当に登ることにした。
視界が良くなると、七合尾根を登っていることがわかった。
八合尾根が隣に見えたが、雪崩が怖くて間の沢をトラバースする気にならなかった。
7合尾根の傾斜は緩く、雪面はクラストしていないので緊張感はないが、風景と快適な雪稜登りを楽しんだ。 |
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七合尾根 |
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山頂に着くと晴れわたり、青空に延びる縦走路の稜線が白く輝いた。
稜線にカメラを向ける松田君を縦走させてやりたい。しかし、現時点ですでに足元の雪は柔らかく、これからさらに気温が上がることを考えると、縦走路では難渋するだろう。
中止決定に藤井君も松田君も残念そうな顔はみせず、「了解しました」と笑顔で同意してくれた。 |
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弥山山頂の二人 |
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次回はいつになるかわからないが、それまでのお楽しみだ。でも僕はその時、付き合えるほど元気だろうか。 |
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( 報告 村上 ) |
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