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東鳳翩山・雪景色
もうすぐ山頂
 日 時  平成23年2月13日(日) 
 メンバー  斉藤(宗)・ 斉藤(滋)
 行 程  錦鶏湖駐車場(10:45)〜(12:35)東鳳翩山(13:20)
  〜錦鶏湖駐車場(14:35)
   カーテンを開けると、我が家の庭にも雪が真っ白に積もっている。しまった! 寝坊なんかしなければよかった。鳳翩山ならもっとたくさん積もっているだろう。急いでMを起こす。昨日は登れなかったが、今日は雪山に登れそう・・・。

 昨日(12日)は悪天の中、2月月例山行(寂地山〜小五郎山)の一部に参加するため小五郎山に行って来た。吹雪のため結局登れなかったのだが、Mは登る以上に大雪の中の運転で疲れてしまったようだ。Mには申し訳ないが起きてもらう。雪の運転疲れは、雪の鳳翩山に登って吹き飛ばそう!

 雪に蔽われた錦鶏湖駐車場には、何台もの車が並んでいる。これを見てMはワカンを車に置いて出発。去年雪の鳳翩山に長靴で登ろうとした山友達が、想像以上の雪で悪戦苦闘、ワカンを持って行くべきだったと言っていた。もしかしたら新雪を踏めるかも・・・と期待したが、こんな時間からでは無理だったようだ。(前回1月16日の雪見登山もすでに踏まれていて、ワカンの出番はなかった。)
雪の重みに耐える木
 それにしても、鳳翩山でこれだけの雪は珍しい。しっかり踏まれた後で苦労も無く登っているが、最初の人は、思い切りラッセル楽しんだだろうな。
 写真を撮りながら、ゆっくり登る。途中、ほとんど毎日登っておられるというFさんグループに会う。たまにしか登らない私達にも、いつも温かい言葉をかけてくださる。
 山頂に着くまでに、顔見知りの方々とそこかしこで話し込み、「頂上になかなか着かないね」とMも笑う。
 有難いことだ。鳳翩山を愛してやまない地元の常連の方達は、山を愛するだけでなく、この山に出かけて来る登山者をも、大切に思ってくださっているようだ。
植林帯を行く
雪の尾根
 山頂に着く度にいつも気温の当てっこをしているが、温度計は−2℃をさしている。陽射しのせいか寒さは感じない。
 テーブルは脚の大部分を雪に隠している。ポットの湯でスープを作り温まる。私と同じ木製のワカンを持った方から「使い方を忘れてしまった。どうでしたかね?」と声をかけられる。
 Mが、手に持っておられたバンドをワカンに取り付けて説明すると「宇部山岳会?」と聞かれる。数人の我が会の先輩達の名前が挙がり、数年前の秋吉台での全国登山体育大会に協力してくださったことを知る。(うっかり、お名前を聞きそこなったが)同じ趣味を持つという繋がりから、山ではさまざまな出会いがある。

 思い切って出かけて来てよかった。昨日の不完全燃焼の燃え残りを、雪の鳳翩山ですっかり燃やし煙たさからなんとか逃れる。Mの疲れも吹っ飛んだようだ。
( 文・斉藤(滋)   写真・斉藤(宗) 斉藤(滋) )
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