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山芍薬観賞山行
と き  2011年5月14日(土)
天 候  はれ
メンバー  江本、永安、田村 
行 程  山口県庁前(5:55)〜十種ケ峰登山口(6:45)〜十種ケ峰頂上(8:30)
〜十種ケ峰登山口(9:15)〜山口県庁前(10:20)
 内 容
 昨年初めて、十種ケ峰に山芍薬が咲くことを知り、あまり期待せずに訪れたのだが、大群落を目のあたりにしたときには驚いたものだ。その感激が忘れられずに今年もやってきた。
 今年は、春先から気温が低い日が続いたためか、花の開花が遅くまた、5月に入ってから、花の開花するタイミングに大雨が降ったためにアッという間に花を散らせてしまい、結局美しく咲いた姿を見せることの無いままシーズンを終わってしまった。
山芍薬のつぼみ(4月29日撮影)
開花間近のつぼみ
 前回4月29日に来たときには、まだ固いつぼみだった。
 5月6日には白く開花しかかったつぼみも見られたが、開花したものは一輪も無かった。
 この日は、散り終わった山芍薬の群落の中に柵で設けられた登山道を、散りそびれた数輪の山芍薬を探しながら歩いた。
自生地の急な登山道を進む
散り終わった山芍薬
 散り終わった山芍薬の群落の中に残る数輪の散りそびれた花も、散り急いでいるように思われた。
 花は散るから美しい。野に咲く花のはかなさを知り、来年は、今年以上に山芍薬に対する思いが強くなるように感じられた。
 一年後が、今から待ち遠しい。
( 文・写真:江本 正彦 )
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