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24時間リレーマラソン |
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【開催日】 |
2011年7月30日〜31日 |
【天 候】 |
快晴 |
【参加チーム】 |
宇部山岳会、UBEナイロン(2チーム)、下関の走る会、フットパーク、
チーム万歳(西川医院)、チームばんざい日浦(西川医院)、
宇部研究所(2チーム) (計9チーム) |
【宇部山岳会の
参加者】 |
・会員:
鹿野(陽)、鮫島、村上、伊藤、田村、稲垣、関原、竹之内(真)、西村(佳)、
市橋、荒武、津田(純)、江本、石井、杉原(信)、永安、村田(俊)、雨包、
福間、加藤、園山、岡村、神田、山根、西山、藤井(和)、松並、矢富(敏)
・会員家族:矢富(泰)、 杉原(信)長男、次男
・元会員:内田
・会員外:3名 ・合計:35名
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【今回の
行事担当者】 |
石井、荒武、津田、西村(佳) |
【内 容】 |
<昨年の報告書> |
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今年も一年に一度の恒例行事、24時間リレーマラソンが開催された。参加した9チームはそれぞれに設けた目標を達成すべく、楽しみながら自分のペースで走り、次走者に襷をつないだ。本イベントの取りまとめ役の幹事チームは、毎年持ち回りとなっており、今年は宇部山岳会が担当した。
今年は、東日本大震災復興支援チャリティーも兼ね、新品のTシャツの募集と募金を行ったところ、わざわざ購入して持参する人もいて、多くのTシャツが集まった。集まった物資や募金は、「復興支援宇部」に届けた。
今年は宇部市の花火大会の翌週の土日に開催することにルール改正され、30,31日の開催になったが、予想以上に暑い夏日和であった。しかし、参加者は暑いのは覚悟の上での参加であり、暑さに負けることなく、また一人の怪我人も出すことなく、無事24時間の走りを終えた。
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今年の24時間リレーマラソンは7月30日8:00にスタートした。 |
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スタートラインに勢ぞろいした9チーム選手 |
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選手は自分のチームの襷をつなぐという目標を達成するために、自分に与えられた時間枠を責任もって疾走または歩ききることに徹する。
宇部山岳会はクライミング用のスリングを襷にリレーした。
第一走者は、矢富会長。スタートから終始歩き続け次の走者に襷を渡す。 |
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矢富会長はひたすら歩く |
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24時間リレーマラソンでは、必ずしも走る必要は無い。走る人も早く走る必要は無い。24時間襷がつながれば良いというのがルールである。誰でも参加できるのだが、24時間襷を繋ぐのは簡単なようで難しい。毎年チームの中でお世話をする担当者は人集めに苦労する。
昼間、トラックの温度は最高値に達する。直射日光を避けるため、中継所にテントが張られる。わずかながらの風に助けられ、トラックを淡々と走り続ける。 |
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炎天下テントを設営して暑さを凌ぐ中継所 |
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炎天下もくもくと走る選手たち |
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夜間、トラック内に照明が点灯する。昼間より、走るコンディションは良い。
22時、トラックを照らす照明の数が半分に減る。中継所のテントの周辺だけが明るい。
にぎやかだった中継所は人もまばらになり深夜モードに入る。眠気を抑えて走る者、記録をつける者、自分たちだけの時間が静かに流れる。 |
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真夜中のトラックを走り続ける選手たち |
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深夜、わずかの明かりを頼りに走り続ける |
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夜が明けると、リレーマラソンの終わりも近い。
今回はリレーマラソン終了後に、市内の中学、高校の陸上大会が開催されるため、参加する学生など関係者が少しずつ集まってきて、競技場内が少しずつにぎやかになる。
我々はスムーズに競技場を明け渡す必要があるので、フィールドに張られたテントの撤収や片付けを開始する。その間もランナーは走り続ける。 |
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終わりは近い 選手が走っている合間に片付けを始める |
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そして最後の瞬間に向けて、恒例の、参加者全員によるゴールのスタンバイ。
参加者全員が第4コーナーに集まると、最終枠を走っている選手の合流を待って少しずつゴール地点に向けて前進する。そしてカウントダウンしながら8時丁度に万歳しながらゴール。
こうして今年の24時間リレーマラソンを終了した。 |
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全員でゴール |
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今年の宇部山岳会チームは若手やOB会員などの頑張りもあり、深夜の時間帯も危なげなく襷をつなぎ余裕を持って24時間を襷リレーできた。
特に、昨年は一枠走りきるのがやっとだった女性会員など若手会員の頑張りや、チームの襷リレーとは別に、一人で100km走破を目標にかかげ、成し遂げるなどの若手会員のチャレンジが見られたことは、今後の会の活動に希望をつなぐものであった。
28回の歴史を誇る24時間リレーマラソンも、フル出場は宇部山岳会だけである。来年以降も記録をとぎらせることの無いように、襷をつないで行きたいと考えている。
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( 文:江本、写真:UBEナイロン、江本 ) |
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(表1.疾走記録一覧表) |
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