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秋の市民ハイキング 大山
 と き  平成23年10月29日〜30日
 場 所  初 日: 川床〜一向平、
 2日目: 弥山
 参加者  一般参加者 32名  会員11名
 (会員:三浦昇、村田俊、村上、池本、江本、鮫島、田村、西村佳、津田、松並、関原)
 内 容  宇部山岳会の市民ハイキングとしては、久しぶりの泊りがけのハイキングだったが、多くの方の協力で無事行なうことができた。
 10月29日

 午前6時に予定通り宇部市交通局を出発し、12時に大山国際スキー場に到着。
 これより先は大型車の進入はできないため、川床登山口まで車道を歩くこととなったが、足慣らしに丁度良かった。
 20分ほど車道を歩いたところで、いよいよハイキングの始まりである。
 
 川床登山口から少し下ったところの阿弥陀川に架かる橋が、(台風による?)大雨の影響で流され、つい先日架け直されたとの事。
 仮設の橋と聞いていたが、その割には立派な橋であった。
 途中、先頭が沢筋に入り込んで10分程度のロスはあったものの、大休峠まで1回の休憩を挟み、ほぼ順調に進んだ。
大休峠から大山滝に向けての中国自然歩道を歩く
  大休峠からは、美しい紅葉の間に見え隠れする三鈷峰の頂を見ながら、ゆっくり下り一向平に17時頃前に到着した。
 天気予報は曇りであったが、時折太陽も顔を出し絶好のハイキング日和であった。
 一向平に待機させていたバスに乗込み、18時過ぎに本日の宿であるホテル大山しろがねに到着。
 
 入浴後、多くの人はビールを片手に夕食を楽しみ、その後で、希望者を対象に宇部山岳会マッキンレー遠征のスライド報告会を行い、海外の山登りの雰囲気を楽しんでいただいた。
 翌日に備えてか、22時頃までにはほとんどの方が就寝されたようであった。
 10月30日
 
 今日は大山(弥山)登山である。
 天気予報があたり、朝から小雨が降っているが予定通り7時過ぎに宿を出発する。
 昨夜到着した応援会員3名も加わり、総勢43名の行列である。
 夏山登山道から山頂を目指す。
 先日の大雨で、登山道が崩れたところがあると聞いていたが、そのような場所は見当たらなかった。
 6合目避難小屋まで1〜2度休憩をとりながら、全員順調に登ってきた。
大山北壁の紅葉
 ここで会員5名は、頂上で参加者に飲み物をサービスする準備のために本体を離れ先行する。
 本隊はその後を追ってゆっくりと山頂を目指す。
 小雨は相変わらず降ったりやんだりしていたが、見晴らしは意外によく、日本海まで見通すことができ上々である。
遠く日本海と弓ヶ浜を望む
頂上付近の木道を行く
 10時30分頃山頂到着。この頃一番雨脚が強くなった。頂上の小屋で雨を避けながら昼食を摂った。
弥山頂上避難小屋
 今回は昼食時に参加者への接待に工夫を凝らし、温かいコーヒー以外に紅茶やスープなども準備してお代わり自由としたが大好評であった。
 雨の中、小屋の外で準備した苦労が報われた思いだった。11時15分に下山開始。
休憩中の参加者
 13時20分頃、全員宿に到着した。
 ホテルのご好意で無料で入浴させていただき、汗を流してゆったりした気分で14時15分に帰路に着く。
 20時10分、無事宇部市交通局到着。
 
 久しぶりの1泊2日の市民ハイキングであったが、参加者の皆さんの頑張りと、会員の協力により、無事楽しい山行を終えることができた。
 参加された皆様、会員の皆様ありがとうございました。

  
( 文:村田 俊宏  写真:江本 )
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