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由布岳【樹氷】 |
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と き |
平成24年3月13日 火曜日 |
行 程 |
4:30下関〜国道10号線−宇佐別府道路−別府IC〜7:20~7:40由布岳正面登山口
〜9:30マタエ〜10:00由布岳西峰〜10:40~11:30由布岳東峰(昼食)〜13:00
由布岳正面登山口〜湯布院温泉〜15:00別府IC−宇佐別府道路−国道10号線
−苅田北九州空港IC−東九州自動車道−下関17:30 |
天 候 |
快晴 登山口気温-4℃ 山頂付近の視界 良好 風 弱い |
メンバー |
長岡 敏信 会員外:2名 |
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内 容
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3月13日4時、出発時の気温は-1℃、現地(湯布院)付近の天気予報を確認するも、天気は快晴、気温は最低気温-6℃、最高気温7℃。
登山初心者2人と同行しての山行のため、少しでも危険要素があれば引き返すことを再確認して下関を出発する。
宇佐別府道路を走行中、正面に由布岳の双耳峰が見えると、頂上付近が白く冠雪しているのを確認する。
7時20分、由布岳正面登山口に到着すると、駐車場には2台の駐車車両があるのみで、あたりは閑散としていてシーズン休日の様な賑わいはない。
正面に大きく迫る由布岳はやはり頂上付近が白く冠雪しており、氷結に対する一抹の不安と樹氷が見られるのでは?と期待を胸に抱きながら牧野道を進み樹林帯に入る。 |
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正面登山口から由布岳を望む |
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樹林帯の緩やかな登りは、ところどころ登山道にも霜柱が立っており、時折「パキパキ」と踏みつけながら快調に進む。
合野越を過ぎると由布院盆地の展望が開け、南側には九重連山も眺望できる。
マタエの分岐付近にたどり着くと、念願の【樹氷】が現れ、私をはじめ、本格的登山が初めての2人は、携帯にカメラにとシャッターを切ってやまない。 |
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由布岳西峰南面(マタエ分岐手前から) |
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マタエ分岐から西峰に行くか判断に迷ったが、幸いにもルート上の岩や登山道は氷結しておらず、西峰に向かうことを決断する。
1つ目の鎖場を越えると、膝丈のミヤマキリシマが樹氷に化粧され、眼前に広がる由布院盆地と青空とのコントラストがたまらなく感動させられるが、そこから西峰を望むと、岩稜の特に北面に霧氷がへばりついており、その氷の柱の長さが気温の低さを物語っているかのようであった。 |
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樹氷に化粧されたミヤマキリシマの群生 |
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樹氷に化粧されたミヤマキリシマの群生 |
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障子戸と呼ばれる絶壁を鎖でよじ登り、途中カニ歩きで鎖場を渡るが、3人とも難なく進み、やがて西峰に到着。(10時00分)
由布岳西峰頂上付近の視界は良好で東に東峰、西に由布院盆地、南に九重連山をしっかりと見ることができ、足下には樹氷も広がる。 |
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由布岳西峰頂上にて |
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当初予定していた、お鉢巡りは、ナイフエッジ部分の氷結が否定できないためマタエ分岐まで折り返して東峰を目指す。 |
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由布岳西峰からお鉢周囲(ナイフエッジ部分) |
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緊張しながら登ってきた岩稜と鎖場をさらに慎重になって下る。
無事にマタエ分岐まで下り、休憩することもなく東峰を目指す。
東峰は西峰と様相が違い、ゴロゴロとした岩場を登り、10時40分、東峰に到着。 |
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由布岳東峰 |
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頂上からは東に鶴見岳、さらにその先に国東半島、別府湾を望むことができる。
昼食と大休止を取り、11時30分に下山開始、13時には無事、正面登山口に到着。
由布岳を望む由布院温泉に浸かり、帰路につく。 |
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( 文、写真:長岡 ) |
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