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日本一低い自然の山(国土地理院認定)弁天山 6.1m徳島県 |
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日 時 |
2012年12月21日(金) |
メンバー |
市橋 |
行 程 |
弁天山登山口(17時10分00秒)~ 弁天山山頂 (17時10分15秒) |
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【はじめに】
「日本一低い山」を名乗る「山」らしきものは複数存在する。
例えば、大阪の天保山(4.53m)は、日本一低い三角点が存在する山とされる。しかし、この場所は江戸時代に作られた築山(人工の山)であり、且つ現在は山の形は存在しない。実際その場所に行ったときには、真平らな地面にめり込んだ三角点を見て愕然としたことがある。その天保山は、過去に国土地理院地形図から名前が消えた期間が有り、その間は仙台市の日和山(6.05m)が日本一低い山とされた。
日和山もまた人工の山である。日和山は東日本大震災の津波で消失してしまったらしい。
なんでもありなのが、秋田県大潟村の大潟富士。干拓地の海抜-3.776mから山頂が海抜0mとなるように作られたミニチュア富士山だ。
ならば自然の山としてはどうか?香川県の御山(3.6m)はほぼ平らな松林に「山頂」の石碑が2005年に建てられた。昔、「御山」の地名がこの地域にあったからとのことだが、誰がその場所を「山」と認識していたのか?疑問である。
そのような中、徳島の弁天山(6.1m)は自然の「山」であり、形も見るからに「山」であり、その「山頂」には神社も祀られ信仰の対象として地域で守られており、機会があれば訪れたいと思っていた。今回、出張で徳島を訪れる機会を得たので、仕事を終えた後、弁天山に足を延ばした。
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内 容
仕事が終わり、徳島駅に着いたのは16時をはるかに過ぎていた。
ホームの蕎麦屋で「祖谷そば」を頂きつつ列車を待つ。JR牟岐線・海部行16:45発、16:58地蔵橋駅着。
外は激しい雨が降っており、既に日も暮れかかっていた。地図を確認し、傘をさして弁天山に向かう。
県道210号線に出たころにはすっかり日も暮れて、道路から見えるはずの「山」の姿もぼんやりしていた。弁天山に到着した時にはすっかり暗くなっていた。
弁天山の看板を確認、「国土地理院認定」とは?「山」の姿を写真に収めたいと思うが、もう既に日が暮れて、まともな写真は撮れなかった。「山」の山頂には高い木が生えており、「山」の高さは実際以上に高く見える。 |
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登山口の鳥居をくぐり、「登山」開始、17時10分00秒。
「山」の上にはぼんやりした電燈が灯されわずかな明かりを頼りに登る。足元はしっかりとコンクリートで固められており、少し興醒めした。
17時10分10秒、「山頂」着。「山頂」には厳島神社が祀られ、「信仰の山」の趣がある。写真撮影を試みるが、真っ暗で何も写らず。あきらめて下山する。 |
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せっかくなので、「山」の周りを一周してみた。
「山」の北側は少し崩れて岩が剥き出しになっていた。「弁天山北壁」と名付けることにする。
次にこの「山」を訪れる機会があれば、是非このバリエーションルートにも挑みたいと思う。(地元の人に怒られるか?) |
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弁天山の看板 |
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昼間の姿は下記URLでご覧ください。 |
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http://bentenyama.com/ |
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(文、写真 市橋) |
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