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小五郎山~容谷山ラッセル |
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期 間 |
2013年1月14日(月) |
山 域 |
小五郎山~容谷山 |
参加者 |
鮫島、江本 |
天 候 |
雨時々雪のち曇り |
行 程 |
6:00 小郡I.C. ~高速道路~ 六日市I.C. → 7:30 向峠(登山口)8:10 →
10:15 小五郎山山頂 → 12:00 カリマタ峠 → 13:45 容谷山 → 14:50
中国縦貫道の側道 15:20 → 16:30 向峠 ~高速道路~ 18:00 小郡I.C. |
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ラッセル山行の前日、テレビの天気予報では爆弾低気圧が発達しながら本州南岸を進むと言っているではないか。一瞬2年前のラッセル山行の時に雪で交通機関が麻痺したことが頭をよぎる。
山の中のことよりも行き帰りの道路事情が心配である。直ぐにインターネットで情報検索。どうやら低気圧が勢力を増すのは山口県を過ぎてからのようなので、心配するほどの事はなさそうである。
念の為、鮫島に連絡すると特に心配していなかった様子。少し拍子抜けした。
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内容
当日は朝から雨。登山口の向峠に着いても雨は上がる気配はない。
雨合羽を着て林道から夏山登山道を進むと踝までのシャーベット状の雪も徐々に湿雪に変わり、積雪量も増してきた。高度を稼ぐにつれ雨合羽を濡らす雨も雪に変わり、雪山歩きらしくなる。
最初の休憩でわかんじきを装着。初めてジュラルミンのわかんじきを使ったが、雪と金属の摩擦音は好きになれない。使いなれた木製のわかんじきが懐かしい。 |
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10時過ぎに小五郎山山頂に到着。
時間はたっぷりあるので、予定通り容谷山まで足を伸ばすことにする。わかんじきを履いていても膝まで潜る。
急な下りをカリマタ峠まで一気に下っているつもりだったが途中、少し右により過ぎていることに気づく。登り返さずに急斜面をトラバースして軌道修正し30分弱の時間ロス。
虹山を越えてからの縦走路は湿雪と熊笹がうるさいのでわかんじきを外すことにする。
ツボ足でのラッセルの方が快適だ。特に小五郎分かれへの急登はキックステップで上れたことで体力の消耗を抑えることができたように感じる。
すぐ後ろを歩く鮫島は上りのスローペースがもどかしそうではあったが私に遠慮してか前に出ようとしない。
14時前に容谷山着。 |
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そのまま稜線を南に下ると徐々に積雪量は減少し、ついには地表が露出。すぐに中国縦貫道と農場を見下ろす760mのピークに到達した。
ここで鮫島は南に伸びる刈払いされた尾根を下ることを提案。斜め切りされた細い雑木の切り株をみて、靴やスパッツが傷むので気が進まなかったが、鮫島の提案を尊重して後について下った。
しばらく下ると藪になったので、急斜面を左にトラバース気味に下り沢に入るように指示。沢は水量はなく、ところどころ水たまりがある程度だがズルズル滑って歩きにくかった。
直ぐにコンクリート製の橋が見えてきたので沢の左斜面を立木につかまりながら登り中国縦貫道の側道に合流した。
道路脇の木の枝に容谷山登山道入口の表示があったのを見て、鮫島が「僕の読図は正しかったでしょう。」というので、「ああ」とだけ答えた。
急斜面の下りで泥だらけになり快適とは言えないルートだったが、ほぼ本人の目指した地点に到達できたようなので、読図的には合格かな。 |
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このあと中国縦貫道の側道を反対方向に歩いて30分程度時間ロスしながらも、車道を歩いて向峠に駐車していた車まで戻った。
今回、雪質と天候は今一つだったが充実した山行だった。 |
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GPSトラック図.小五郎山~容谷山 |
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( 文、トラック図:江本 正彦 ) |
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