去る4月27日に白馬大雪渓で発生した雪崩遭難事故は、宇部山岳会会員2名が亡くなるという大変痛ましい事故となりました。
本会では、今回の事故を受けて、遭難事故報告書編集委員会を設置し、事実関係の確認と検証を進め、原因究明と及び再発防止策の取りまとめを行ってきましたが、このたび報告書が完成しましたので、その概要について皆様にお知らせいたします。
報告書においては、事故の考察を踏まえて、遭難防止対策等において本会が取組むべき課題についてその方向性を明らかにしたところであり、今後は、その実践を進めていくこととしております。
最後に、捜索から報告書の作成に至るまで、御支援・御協力をいただいた関係各位にこの場をお借りして改めてお礼申し上げるとともに、引き続き、皆様方には本会への御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 |