へのリンク
槍ヶ岳~立山縦走①(槍ヶ岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳)
形 態  ハイク
と き  2013年8月9日(金)~8月12日(月)
天 候  8月10日 晴れ 11日 晴れ 12日 晴れ
メンバー  中村(直)               
行 程  [8月9日(金)~10日(土)]

 19:00 小野田 => 山口南IC=>高速道路(仮眠)=> 飛騨清見IC =>
 翌11:15 新穂高(駐車) →11:45 新穂高右俣林道登山口 → 15:35 槍平小屋(幕営)

[8月11日(日)]

 4:10 槍平小屋 →  7:20 飛騨乗越 → 7:30 槍ヶ岳山荘 → 8:00 槍ヶ岳 → 
8:35~9:00 槍ヶ岳山荘 → 13:00 双六小屋(幕営)

[8月12日(月)]

 4:00 双六小屋 → 5:05~20 双六岳 → 6:30 三俣蓮華岳 → 7:15~30
 三俣山荘 →8:30~40 鷲羽岳 → 9:40~10:00 三俣山荘 → 10:45
 黒部源流標(道迷いに気付く) → 11:30 三俣山荘前(復帰) →
 14:10 黒部五郎小舎(幕営)
 1.概要 
 槍~立山の縦走は以前から温めていた計画である。しかし距離も期間も長く大変で、さらに車で行った場合は下山後の車の回収が面倒になるなど、なかなか実行は難しいだろうと考えていた。

 今回しばらく天気が安定するとの天気予報を受け思い切って実行することにした。新穂高から槍ヶ岳に登り黒部五郎・薬師・立山と縦走する計画を立てたが、山行中計画を変更して鷲羽岳にも寄ることになった。
鷲羽岳
 2.内容
 [8月10日(土)入山一日目]

 渋滞のせいもあり昼前にようやく新穂高に到着。温泉宿併設の無料駐車場に向かうが数日前から満車とのこと。止む無く、登山口からさらに離れたところにある温泉の有料駐車場を利用した。

 槍平まで右俣林道を経て登る。途中、幽霊の噂で有名な避難小屋を通過する。確かに雰囲気が暗い。
 幾つものパーティと抜きつ抜かれつしながら予想より早く槍平小屋に到着。ペースを上げ過ぎたせいかズボンまで汗ビッショリになった。
 テント場は既にかなり埋まっているがなんとか場所を確保し設営する。
 毎回山行初日の夕食で持参したビールを開けるのを楽しみにしているが、今回もたまらなくおいしかった。
 [8月11日(日)二日目]

 今回の山行では4時出発のルールを自分に課した。
 朝食の準備とテントの片づけを考えると2時半には起きないと間に合わない。ところが体が慣れてないせいで0時前には目が覚めてしまう。疲れを取るには睡眠時間が足りないのではと思うが仕方がない。
     
槍ヶ岳(飛騨乗越から)
 4時を少し回って出発。まだ星がはっきり見える。飛騨乗越経由で槍ヶ岳を目指す。
 5時前にはかなり明るくなる。雲も少なく天気は良さそう。この日も予定よりかなり早く槍ヶ岳山荘に到着できた。
 槍の穂先までは渋滞が確実なので休まずに取りつくことにする。ご来光の時間がとっくに終わってるのでそれほど混んではないが、鎖・ハシゴごとに順番待ちとなる。
 2年連続の槍ヶ岳。山頂の看板が新しくなっていた。
槍ヶ岳山頂から穂高方面
 後は去年登ったことのある西鎌尾根ルートを下るだけ、と思って気楽に構えていたが、記憶していた以上にアップダウンが続き辛くなってくる。10時を過ぎて気温が上がってくると更にきつくなる。
 どこかの大学の山岳部が40kgはありそうな荷物を背負って苦しそうに前を歩いている。聞けば彼等も立山まで行くという。お互いエールを送り合いながら追い抜く。
 昼を過ぎて双六小屋に到着。

 双六小屋の南には池があり北側には鷲羽岳をはじめ北アルプス北部の山並みが一望できる。昨年の笠ヶ岳~穂高の縦走で休憩した時にも景色が良いので、また来たいと思っていたが、今回はゆっくり一泊することができた。
双六小屋テント場
 [8月12日(月)三日目]

 この日も4時出発、起き抜けは体がきつかったが、テントを撤収しているうちに元気になる。
 小屋から双六岳山頂までは1時間ほど。ご来光を眺めながらの到着となった。
双六岳山頂から槍ヶ岳方面
 当初の計画書ではこの日は黒部五郎岳を経て薬師峠まで強行軍の予定だったが、体力等を考慮し、鷲羽岳に寄った後、黒部五郎小舎でストップすることにした。
三俣蓮華岳
 三俣蓮華岳を経て三俣山荘で休憩する。空が抜けるように真っ青。
 荷物をデポして鷲羽岳山頂へのつづれおりの道を黙々と上がる。山頂には水晶岳方面から来た人も多く、記念撮影も順番待ちだった。

 三俣山荘から黒部五郎小舎までの巻道をたどる・・・・つもりが標識を見間違えて雲ノ平方面に下降してしまう。コンパスの方向と違うし地図の地形とも合わないので変だとは思っていたが1時間近く気付かなかった。
 おかげで黒部川源流の碑を見ることができたので良かったとする。渓流や花も綺麗だったので、いつか雲ノ平~高天原も歩いてみたいと考えながら引き返した。
 改めて標識を見ると何故見間違えたのかわからない。思い込みは怖いと思いながら進む。
 
間違えた道だが美しい風景。正面は祖父岳の尾根
三俣山荘と三俣蓮華岳
 長いガレ場の下りにうんざりしながら黒部五郎小舎に到着。結果的に今回の山行で一番長く歩いた一日となった。
文、写真:中村
 槍ヶ岳~立山縦走②(黒部五郎岳・薬師岳・立山) → 
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu