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小五郎山の紅葉を訪ねたが |
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と き |
2013年10月29日 |
天 候 |
晴れ |
メンバー |
斉藤(宗) 三浦(比) 斉藤(滋) 一般(Ks・Ay・Iy) |
行 程 |
宇部東インター駐車場(6:45)~ 中国道 ~ 向峠(8:30-8:40)~ 林道終点
(9:10)~ 小五郎山々頂(11:10-11:50)~ 金山谷集落(13:40-13:50)
~ 向峠(15:00-15:15)~ 中国道 ~ 宇部東インター駐車場(16:50) |
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内 容 |
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市民ハイキング(聖山)に参加して久しぶりに山歩きを楽しんだ。
今年の夏は猛暑だったため、「熱中症に警戒」なる言い訳のもとサボり癖がつきダラダラと過ごしてしまった。「やっぱ、山はいいなぁ」のMの一言に同感だ。
サボり癖に加え、肋骨々折で登れなかった私に付き合って婦唱夫随(?)か登山は休止、魚釣りをしていたM。市民ハイキング参加で目覚めたのか「よ~し! 明日、紅葉を見に小五郎に行くぞ!」といつもの関白宣言である。 |
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ゆっくり、のんびり歩きを承知で付き合ってもらえるメンバーとの久々の再会、会えない間の現状を話し合う。
三浦さんを除きみんな四捨五入すれば70才。脚の筋力は衰えても、顎の筋力は衰えないのか賑やかにお喋りしながら向峠を出発する。
今日もマイペースで歩くとしよう。期待した紅葉はまだまだ先のようだが、歩けることが何より嬉しい。
山でなく普通の何でもない道で転倒し、肋骨々折してしまった自分がなんとも情けないが、同じような目に遭わないようにみんなに告白する。「危ない所じゃないんよ。ただの道・・・。足がもつれてしまった」と。
山に登りながら、話題は体調・病気・物忘れ・・・と暗いことが多いが、話題に反してみんなの声と顏は明るい。喋りながらのゆっくりペースで、いつもの休憩場所の鞍部に到着ひといき入れる。
メンバーの差し出すフルーツが乾いた喉に甘い。さぁ、ここからは長い急坂が続く。ウリハダカエデが色づき始めている。よかった! |
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色づき始めた尾根 |
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寂地山・冠山方面を望む |
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尾根を辿って最後の急登に挑む。期待して振り返った山の斜面の紅葉はまだまだだ。
明るい小五郎の山頂は今日も静か。霞かかった遠景にお馴染みのピークをみんなで確認する。残り物を詰めただけのお弁当も、青空の下では十分美味しい。 |
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貸切りの山頂 |
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色づいたマユミの向こうに安蔵寺山 |
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ゆっくり休んで下山にかかる。爽やかな一日をほんの少しでも長く楽しもうと金山谷集落へ向かう。
3年前に逆コースで金山谷集落から登ったが、あの急坂今度は下りで挑戦してみよう。
初めてこのコースを歩くメンバーも快調に下る。滑りそうな足場を楽しんでいるようだ。が私はそうはいかない。これ以上故障を抱えるのは御免だ。遅れ気味でも一歩一歩慎重に下る。 |
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金山谷集落を目指して急坂を下る |
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廃坑跡に興味深々 |
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3年前の登りでも緊張した沢の源頭部のトラバース、ロープが張ってあって大助かり。
ぶら下がるわけではないが高所恐怖症の自分には有難い。距離は短くても気の抜けない難路に時間がかかる。ひたすら下る・・・と思いがけず登って来る人が?
鎌を片手に登山道整備中? 若草色のヤッケの背の文字の中に山口県・・・。どういう方か分からないが、こんなひと気の無い場所で人知れず作業とはご苦労様だ。なんだか分からないけれど、思わず「有難うございます。」と感謝する。休憩タイム用の柿を勧めると「美味しかった。疲れが取れた。」とつぶやかれ、一人登って行かれる。ツキノワグマの生息地だが、一人で怖くないのだろうか。 |
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沢を渡りよじ登る |
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沢の源頭部をトラバース |
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登りにかかる程の時間をかけてどうにか下山「登りより下りがきつい。」は四捨五入70才組の共通の感想である。後は穏やかな道を向峠まで約3K辿るだけだ。紅葉を見つけながらこけないよう注意して・・・。 |
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麓はまだ緑、金山谷集落から向峠へと帰る道 |
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3ヶ月ぶりの登山再開で久々に感じる大腿筋の痛み、なぜか心地よい。忘れかけていた「細く長~く」の合言葉を思い出す。 |
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(文:斉藤(滋) 写真:斉藤(宗)・ 斉藤(滋)) |
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