へのリンク
山口県山岳連盟 「冬山登山交流会」
山行日  2014年1月26日
山 域  吉和冠山 広島県
天 候  晴れのち曇り 時々雪
メンバー  大岡,松並、関原、内田、新本、井之上(6名)
さんぽ(11名) 山口山岳会(6名) 下関山岳会(4名) 周南山岳会(4名) 計31名
登山形態  雪山登山
行 程  山口セミナーパーク(5:50)~山口南IC~中国自動車道~吉和IC~松ノ木峠(7:30)
~松ノ木峠登山口(8:20)~土滝山・加藤隊合流(10:50)~冠山山頂(12:20)
~雪上訓練(13:20)下山開始(13:35)~潮原登山口(14:50)~松ノ木峠(15:15)
~吉和IC~中国自動車道~山口南IC~山口セミナーパーク(17:20)
  毎年の恒例行事として、山岳連盟加盟団体の親睦と山岳技術の向上を図る冬山交流会が開催された。
 昨年までは安蔵寺山で開催されていたが、今年の開催地は、吉和冠山。宇部山岳会からは前日入り隊と研修当日隊と2組に別れ会場である冠山山頂に向かった。
松ノ木峠出発
 松の木峠の駐車スペースが積雪によりない為、準備運動がわりに急遽スコップを使い除雪、体も温まり各自のビーコンチェックした後登山開始。
 最初のうちは天気も良かったのだが標高が上がるにつれ曇り小雪がちらつく中、土滝山に到着。ここでワカンやスノーシューを装着する。
加藤隊合流
 土滝山からしばらく進むと前方よりの加藤隊と合流。
 昨晩寂地山テント泊時に雷雨になり、大変だったとの事で、予定を切り上げ講習会には参加せず下山していった。
 加藤隊と分かれた後風雪が強まりガスがかかり視界不良の中広い尾根に到着。どうやらルートを間違えたようだ。
 時間はロスしてしまうがCLの「よし、引き返そう」の一言で一同落ち着いて行動できた。
 引き返しているとガスが晴れ前方に冠山が望まれた。しかしそこに至るルートも同時に見えたためそのアップダウンの大きさに唖然とする。
 頂上での集合時間も迫る中 各自先頭ラッセルをくりかえし、12:20に山頂へ到着。
冠山山頂
講習会会場
確保用アンカー(小枝)
アンカーの強度テスト
 山頂到着時にはすでに講習会は開会しておりビーコン講習の最中。
 探索モードの方の側を通る度、各自が装備したビーコンに反応するためスイッチを切った。
 この時点で、各自昼食をとり講習を見学することとなる。
 講師陣により確保用アンカーの説明が行われアンカーを設置、強度テストとして5~6人で引っ張ってみたが引き抜けることはなかった。
 相当な力にも耐えられることが解り、アンカーのセッティング「アンカーを埋める深さとアンカーを踏み固められる深さ」を学んだ。
潮原登山口へ下山中
林道へ到着
トラック図
 研修会閉会式後、下山時刻が遅くなり天候が急変する恐れがあった為、急遽潮原登山口へ下山ルートを変更し、研修会でお世話になった下関山岳会の皆さんに下山後、車にて松ノ木峠まで回送していただいた。
 感 想

 今回の冬山交流会ではすべての研修を受講はできませんでしたが、ビーコン装備の扱い方や雪山での読図の重要性など貴重な体験ができたと思います。 
 今後も講習会に積極的に参加していきたいと思います。
 この度、急な要請にもかかわらず車両回送していただいた下関山岳会の皆様本当にありがとうございました。 
( 文:井之上/写真:松並、井之上/トラック図:関原 )
Copyright(C) 2004 Ube Alpine Club All rights reserved.
SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu