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奥穂高岳
山行日  2014年8月22日~25日
メンバー  井之上、Y・I(会員外)
行 程  8月22日
 起床3:30~4:30あかんだな駐車場6:20~上高地7:10~11:30横尾12:00~
涸沢14:15(テント泊)

 8月23日
 起床6:00~涸沢8:00~11:30穂高岳山荘12:00~奥穂高山頂12:25~
馬の背手前13:10~涸沢17:00(テント泊)

 8月24日
 起床5:00~涸沢8:20~横尾12:00~13:00徳沢園13:30~明神池15:40~
上高地17:10~あかんだな駐車場18:00~18:20平湯の森20:30~富山IC23:00~PA(車中泊)

 8月25日
 起床3:30~自宅16:20
 内 容

 剱岳、立山を終えて、天気も持ちそうなので母の「初」上高地に同行する。
 二度目の上高地~奥穂高山頂まで晴天に恵まれ、前回の穂高~槍縦走の時と違いじっくりと展望を楽しむことが出来た。
 8月22日  (晴れ)

 
起床後、支度を終え、あかんだな駐車場へ向かい上高地行きのバスへ乗車、バスの車窓より晴天の穂高連峰の展望を満喫する。
 上高地に到着し梓川沿いに歩きしばし稜線を眺めた後出発、今回は母と一緒なのでのんびり進む。横尾までは大きなアップダウンもなく歩きやすい道で、ほぼ一時間ごとに山小屋があり休憩もとりやすい。
梓川河川にて明神岳を望む
 横尾に到着し大休止。母に疲労の色が出てきた為、装備を再分配し先行して涸沢にテント設営後母を迎えに行く案に切り替える。
 横尾より2時間弱で到着。テント設営後走って戻ると、Sガレから少し下った時点で母と合流、思いのほか元気そうにみえたのでホッとする。
 すると合流するなり母が、「小熊を見たよ、間近で、可愛かった」と自分は「親熊がいたら危ないじゃん」と言ったがその後も「可愛かった」を連発する。荷物を貰い涸沢へ登り返す。
涸沢ヒュッテへ最後の登り
 テン場に到着し今回担ぎ上げた野菜や肉などの食材を使い打ち上げをする、やはり山で新鮮な野菜を食べられるのは最高に贅沢だとつくづく感じた。明日に備え早めに就寝。
 8月23日 (晴れ後曇り)

 起床しゆっくり朝食を作る。周りの方がガスの中続々と出発するのを見ながら朝食をとっていると、次第に空が晴れ渡りだす。
 母は先に出発。自分は食事の片付けと準備を済ませ出発。お花畑をめでながらゆっくり進む。雪渓歩きがあるが、陽が当たりグサグサのため快適に登れる。
ザイテングラート取付きに向かう
 ザイテングラートの岩尾根に取り付く、山荘の建つ稜線まで急登が続く為休憩をはさみながら高度を上げていく。
 二度ほど鎖と梯子を超え休憩していると、長野県警の救助ヘリが北穂南稜取付き下部で遭難者を収容し下界へ向かう一幕を目撃する。気を引き締め直し稜線へ向かう。
 (ホタカ小ヤ20分)のペンキ表示をすぎると傾斜も落ち着いてくる。
 やがて石屑の道をたどり白出のコルに建つ穂高岳山荘に到着。
穂高岳山荘へ到着
 山荘にて昼食にカレーを頂く。
 母はこれからさきには登らず、休憩後下山するとの事なので、一人で奥穂高山頂へ向かう。
 山頂は賑わっていた為、西穂方面へ少し進んでみることにした。たちまち足場が狭くなりだし馬の背を上から覗き込む場所まで行き、しばらく目の前に広がる景色に圧倒される。
ジャンダルム
 ルートを眺めているとジャンダルムの山頂に西穂高から縦走してきた人が見え、今回西穂~奥穂間を縦走できなかった悔しさが込み上げてくる。
 いつか必ずまた挑戦しようと誓って奥穂山頂へ戻り記念撮影をして、母の後を追い下山に取り掛かる。
奥穂高岳山頂
 ザイテングラート上部で母と合流しのんびり下る。
 次第にガスがかかりだすが雨が降ることもなく無事テン場へ到着。夕食を摂り就寝。
 8月24日 (雨)

 ガスの濃いテン場にて朝食をすませ下山準備をするが、展望はなく涸沢を出発する。
 しばらく下ると雨が本降りになり登山道が川と化す中慎重に下る。
 本谷橋の休憩ポイントに到達する頃には雨も上がり、暑いためレインウェアを脱いだ。
 横尾を過ぎ徳沢園にて大休止。昼食をとり明神館まで進み、明神池へ立ち寄る。
明神池にて
自然探勝路にて
上高地バスターミナル到着 お疲れ様でした
 その後は行きとは対岸側になる自然探勝路を進み河童橋を渡り上高地バスターミナルへ到着。
 あかんだな駐車場に戻り平湯の森にて温泉と食事を済ませ、高速PAにて車中泊。 
 8月25日 (雨のち曇り)

 起床後ひたすら高速を走り16時過ぎ自宅に到着。無事登山を終える。
 感想

 雨が続く8月の天気であったが、今回は晴れ間をついての展望のある登山が出来たことはなによりであった。
 今回は親子山行になったが、母にはいつまでも元気に登ってほしいと願った。
 この度無事終了して、次はどこを登るか、今から話題が尽きない。
( 文:井之上 写真 井之上、Y.i )
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