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雪山山中泊山行 寂地山 |
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山行日 |
2015年2月6~8日 |
天 候 |
6日 夜晴れ 7日 晴れ後曇り 8日 曇りのち雪
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メンバー |
加藤 井之上 |
行程 |
6日:
宇部~山口19:30(井之上合流)~山口IC~六日市IC~寂地峡駐車場21:00(テント泊)
7日
6:00起床~寂地峡駐車場8:00発~竜ヶ岳尾根~門岩(はさみ岩)10:05~874P
11:20~967P 12:30~1076P 13:40~1196P 15:05 ~テント泊
8日
4:00起床~7:00テン場発~主稜線分岐7:40~南寂地山8:40~寂地山9:25~
林道終点11:20~寂地峡駐車場14;20~雙津峡温泉~六日市IC~山口IC~
山口(解散)17:45~宇部
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まだ雪山山中泊を経験しておらず何とか都合ついたので加藤氏の山行に迷わず参加。
山中泊装備でのラッセル、雪山での読図やテントでの行動様式を堪能する為、メンバーは二人だが大変充実した山行であった。 |
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6日
7時頃、加藤氏と山口で合流し中国道を一路六日市に向かう。
寂地峡駐車場に近付くにつれ次第に路肩に除雪された雪が増えてくる。9時過ぎに寂地峡駐車場到着、テントを張り軽く一杯やり就寝。 |
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7日
朝方天気は快晴 朝食をとりゆっくり支度を済ませ、各自の装備を整え出発。
木馬トンネル出口には氷柱がぶらさがり、次第に雪が深くなりだす。竜ヶ岳尾根に取り付く、途中尾根上に岩場があり変化に富んでいる。 |
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木馬トンネル |
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岩場の急登 |
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ワカン装着 |
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ひたすらラッセル |
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快適な雪山テント泊 |
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次第に膝上のラッセルになりワカンを装着するが、ひたすら膝上ラッセルに苦しむ。
当初の計画では寂地山山頂でテント泊の予定であったが、1196P付近にて井之上が力尽きた為、急遽今宵のビバーク地に決定。
風を避ける為尾根を少し下りシャベルを使い整地していくのだが、なかなか平坦にするのは難しく時間ばかりが過ぎていく、何とか整地を終える頃には 風雪が強まりだす中テント設営を済ませテントに入り人心地着く、テントが4人用なので広々と快適である。
雪を溶かし水を作りながら担いできたビールで乾杯。ボリュームのある食事を頂き、酔いも回り早めに就寝する。 |
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8日
明るくなってから出発する為、アツアツの雑煮を食べ、身支度を整えテントを撤収する。
出発してから40分で主稜線に到達する。次第に風雪が強まる中、寂地山に向けラッセルが続く南寂地山にて休憩時にゾンデを使い積雪を調べたところ約2mだった。 |
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南寂地山の雪庇 |
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9:20に寂地山山頂へ到着。
本来ならば土滝山まで進む予定であったが雪も降り続く為下山を決定し、山頂にて写真を撮り下山開始。 |
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山頂その1 |
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山頂その2 |
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登山道沿いに降るが雪が多くなかなか思うようにペースがあがらない。 |
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降りもラッセル |
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林道に到着すると雪崩の後があり少し緊張し斜面を警戒しながら出来るだけ早めに通過する。
林道をショートカットし寂地峡駐車場に2:30到着。駐車場までワカンをつけたまま降ることができた。
結局山中では誰にも会わずトレースも無い雪山をしっかり堪能できた。帰りに加藤氏お薦めの雙津峡温泉に立ち寄りしっかり温まり疲れを洗い流し、帰路に着いた。 |
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感想
この度念願であった雪山山中泊に参加でき 大変貴重な経験を積む事が出来た。
山行で厳しかった事も、振り返ると楽しかった思い出に変わる。
これからもコツコツと経験を積んで行きたい。
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( 文:井之上 写真:加藤 井之上 ) |
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