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南アルプス南部周回縦走(前編) |
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日 時 |
平成28年7月15~24日 |
メンバー |
加藤、他4名 |
装備・
食料 |
テント泊装備一式、食料5食、行動食8日分、他小屋食 |
行 程 |
15日:宇部発=高速(吉備SAで1名合流)
16日:新静岡IC=県道27~189~60=登山指導センターゲート手前に駐車~
畑薙大吊橋~横窪沢小屋泊
17日:横窪沢小屋~茶臼小屋~茶臼岳~上河内岳~南岳~聖平小屋泊
18日:聖平小屋~聖岳(奥聖岳ピストン)~兎岳~中盛丸山~大沢岳~
百閒洞山の家(テント泊)
19日:百閒洞山の家~赤石岳~荒川小屋泊
20日:荒川小屋~荒川三山(悪沢岳ピストン)~高山裏避難小屋泊
21日:高山裏避難小屋~小河内岳~烏帽子岳~三伏峠小屋泊
22日:三伏峠小屋~塩見岳~北俣岳~蝙蝠岳~徳右衛門岳(テント泊)
23日:徳右衛門岳~蝙蝠岳登山口~二軒小屋~椹島=バス=駐車地=
口坂本温泉民宿「明ケ島」泊
24日:帰路 |
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内容:
古希記念&山の日記念に、山中7泊8日の南アルプス南部一気縦走を企画、主峰百名山4座、200名山1座、
300名山1座、100高山12座(別表)、半年前から、ボッカ訓練を重ね、計画通り完踏することができた。 |
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昭文社 南アルプス総図より引用 |
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主峰内訳表 |
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15日:
金谷島田ICからの国道通行止めで、新静岡ICから現地へ向かう、順調に現地到着。 |
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16日:(晴れ)
畑薙第一ダムで準備をし、登山指導センターゲート手前に駐車。登山届を提出(7:30)~畑薙大吊橋を渡り登山道へ入る。
ヤレヤレ峠を越えると、ウソッコ沢へ下り、沢沿いに吊り橋をいくつも渡り、不安定な梯子を登り、横窪峠に着くと横窪沢の向こうに小屋が見え、上河内岳の南面が聳える。
初日であり、徹夜運転の疲れもあり、横窪沢小屋(13:10)に泊まる。
濡れたシャツを洗い、のんびりする。地元山岳会の方が小屋を管理されており、この日多くの山岳会の方が同宿でにぎやかに宴会!
2階の一角を自由に使わせて頂き、ゆったりスペースで寝ることができた。感謝!感謝! |
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畑薙大吊橋 |
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17日:(ガス、風強し)
横窪沢小屋(4:11)~茶臼小屋、ガスで風が強くなり、カッパを着る。鞍部にザックをデポし、茶臼岳(9:42)へ。
奇岩竹内門を過ぎ、上河内岳の肩から上河内岳(12:46)ピストン、360°の展望も全く見えない。
南岳から長い下り。途中、山岳レースのメンバーに出会う、三伏峠から走ってきたとの事。
聖平小屋(16:20)泊、百名山の基地だけあって大勢の宿泊客。 |
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茶臼岳 |
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上河内岳 |
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18日:(晴れ)
聖平小屋(4:02)~薊畑分岐を過ぎ、ご来光の富士を望む。小聖岳からいよいよ聖岳の登り、今回の計画の最もきついコース。
花を楽しみながら、とにかく、ゆっくり!ゆっくり! |
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シャクナゲ |
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イワギキョウ |
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イブキジャコウソウ |
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聖岳山頂(8:40~9:55)は快晴の360°大展望!荷物をデポし、奥聖岳ピストン。
3~4羽のヒナを連れた雷鳥も沢山いた! |
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聖岳から望む赤石岳 |
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ヒナを連れた雷鳥 |
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兎岳へはこれでもかと言うほど底まで下り、上り返す。
兎岳(13:43)、避難小屋か小兎の鞍部の水場分岐でビバークも予定していたが、日没までには百間洞山の家に到達できると判断。
中盛丸山、大沢岳を踏み、15時間30分かかって、百間洞山の家の兄ちゃんに怒られ、テント泊の手続き(19:30)。
明日は荒川小屋でゆっくり休める、早々に自炊を済ませ、沢音を聞きながら就寝、長かった!!! |
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兎岳からの眺望 |
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( 文・写真:加藤 ) |
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