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裏匹見峡(高津川水系) |
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日 時 |
平成28年9月11日(日) |
天 候 |
晴れ |
メンバー |
池本、内田 |
行 程 |
山口~日原~匹見~レストパーク第二駐車場~入渓7:45~青の淵~平田淵10:40~
出渓11:30~国道488号~駐車場12:40~日原~匹見~山口 |
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9月に入って朝夕は過ごしやすくなってきたが、昼間は暑い日が続く。まだまだ泳ぎの沢にいけるはず。
先週、雨天のため計画変更して奥匹見峡(三の谷)に行ったが、改めて当初の計画であった裏匹見峡に行くことにした。 |
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いつものように山口から日原を経由して匹見に入る。駐車場で準備をして、遊歩道を降りたところから入渓。
来る途中の表示計では気温17度だった。気は進まないが、水に入って進む。最初の橋までの間で、いきなり泳がされるが、水量も多く、迫力があって面白い。なにより水質が良いのが素晴らしい。 |
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最初から泳ぎで進む |
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そのまま橋の下のF1を越えて、レストパークの河原を過ぎる。池本が積極的に水に入るので、基本的に淵は泳ぎで進み、そのまま水線を突破。流れに抗って泳ぎ、飛沫に耐えて滝を越えていく。大きな滝こそないが、思っていたよりも激流系だ。予想以上に水量も多い。 |
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なかなか水量がある |
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最初、覚悟していたほどに水温は低くないと思ったが、ずっと水に浸かっているので、次第に身体が冷えてくる。それでも太陽が昇ると、沢に陽が差し、素晴らしい渓相に心が躍った。 |
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飛沫に耐えて越える |
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美しい渓相に心が躍る |
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2時間ほど進んだところで第一の関門が現れた。
淵の奥には瀑流が落ち込み、行く手をふさいでいる。これが亀の胴淵になるのだろうか。泳いで滝の手前まで取り付いたものの、白く泡立つ流れが一気に吐き出されているため、奥の狭まったところから先に近づけない。何度かトライしてみたが、両岸側とも手がかりがなく、押し流されてしまう。念のため、池本が右岸から飛び込み、滝奥を探ってみたが、とても可能性は見いだせないとのこと。結局、ここは右岸から越えた。 |
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第一の関門 |
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その後、いくつも小滝を越え、青の淵でも泳がされ、全身の身体が冷え切った頃、ようやく平田淵に到着した。
第二の関門だ。過去、池本は平田淵の奥の滝を登ったことがあるというが、チョックストーンから落ち込む水流を見ると、とても登れそうに見えない。とりあえず右から泳いでトライしてみるが、奥にいくほど流れが強くなり、滝の直下まで取り付けない。早々に心がくじけ、水流が少ない時に再トライだと自分に言い訳をして、遊歩道に上がった。 |
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青の淵 |
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第二の関門となった平田淵 |
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平田淵の上がまた面白い。赤い橋を渡ったところから再度入渓するが、流れが激しすぎて、怖いくらいだ。
安易に流芯に入らないよう、緊張しながら進む。最後までしっかり泳がされ、激流に揉まれながら滝を越えた。遊歩道が右岸から左岸へ渡る橋を過ぎ、しばらくすると平凡な河原となったので、遡行終了。
左岸の上方にガードレールが見えたので、ガレ場を登って国道488号に出た。あとは歩いて駐車場まで戻った。 |
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泳ぎの先には激流が待っている |
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激流に揉まれながら越える |
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今回、時期的なものだったのか、アブはいなかったが、意外にも岩がつるつるで、ラバーソールはよく滑り、結構なストレスとなった。ただし、それを差し引いても、裏匹見峡は文句なしに素晴らしい沢だと思う。今度はもっと暑い時期に来てみたい。 |
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( 文・写真:内田 ) |
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