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雨の北アルプス縦走7日間 |
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日 時 |
平成29年7月21日~29日 |
メンバー |
加藤、他3名 |
行 程 |
21日 18:00宇部出発、途中吉備SAで1名合流
22日 鍋平駐車場4:40~わさび平小屋7:33~秩父沢9:54~鏡平山荘14:15 小屋泊
23日 鏡平山荘4:57~双六小屋8:29~双六岳10:30~三俣蓮華岳12:53~
黒部五郎小舎15:14 小屋泊
24日 五郎小舎5:00~黒部五郎岳8:46~五郎小舎10:30昼食~三俣山荘16:20
小屋泊
25日 三俣山荘4:00~鷲羽岳6:09~水晶岳9:37~祖父岳13:08~雲の平山荘
15:17 小屋泊
26日 山荘3:55~黒部源流8:54~三俣山荘昼食~巻道~双六小屋15:50 小屋泊
27日 小屋3:59~樅沢岳4:43~小屋5:36~弓折岳7:33~抜戸岳12:39~笠ヶ岳山荘
15:00山頂往復 泊
28日 小屋5:09~杓子平8:28~笠新道登山口13:00~新穂高温泉13:54=栃尾荘 泊
29日 帰路
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北アルプスのヘソ、高年グループで挑んだが、22日以外はカッパを着ての厳しい山行になった。 |
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22日:
新穂高温泉無料駐車場は満車で鍋平へ駐車、登山センターで岐阜山岳会のアンケートなど、登山届を出して出発5:42、今年は諦めていた大山蓮華との出会い。 |
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オオヤマレンゲ |
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わさび平小屋で休憩、徹夜運転と暑さでバテぎみ、秩父沢の冷水で生き返る。鏡池はあいにくの曇り空で槍も穂高も見えない。 |
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鏡池 |
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小屋に着いてコーヒータイム、時折稜線のガスが一部切れ間を見せるも展望なし。夕食を終え就寝するころには雨脚が強くなる。夜中に屋根をたたく音で何度も目が覚める。 |
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23日:
雨の試練の始まり、途中高山植物が例年になく見事な姿を見せる。 |
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クロユリ |
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キバナシャクナゲ |
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双六岳は強風の雨の中、稜線を風に気を使いながら三俣蓮華岳へ、黒部五郎小舎への下りは登山道が沢状態、ずぶぬれでたどり着く、太郎小屋から来た人はカールの道は膝までの渡渉を繰り返してきたとのこと。 |
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24日:
黒部五郎岳は稜線コースを空身でピストン、誰一人会うことがなかった |
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黒部五郎山頂にて |
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小舎で厚切りチャーシュのラーメンを食べ、登り返し(残雪多く巻道は急な雪渓と踏み跡もないとのこと)で三俣蓮華岳を越えて、三俣山荘へ。 |
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25日:
ご来光を期待して早出したが、終日雨!!!鷲羽岳、ワリモ岳を踏み。 |
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鷲羽岳 |
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水晶小屋で熱いコーヒー、空身で水晶岳ピストン。 |
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水晶岳山頂 |
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小屋へ戻りカップ麺で昼食。祖父岳から雲の平山荘へ、名物の「石狩鍋」が旨い! |
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26日:
相変わらずカッパを着て出発、途中ガスが切れ、水晶岳などが望める。 |
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雲の平から水晶岳 |
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黒部五郎岳に朝日が |
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巻道は踏み抜きもあり、渡渉が懸念されるので、祖父岳へ登り返し黒部源流を下り、三俣山荘で昼食「ミートソース・スパ」。巻道で双六山荘へ。 |
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27日:
前日に登る予定だった樅沢岳を空身でピストン、笠ケ岳への縦走、弓折岳は稜線から少し西へ外れている大ノマ岳はハイマツの稜線、東をスルー(標識なし)秩父平も標識なし。
巻道から稜線へ登り返す岩場の雪渓が急斜面でロープがなかったら苦労する所、抜戸岳を踏んで笠ケ岳へ。
抜戸岩を過ぎたあたりから空が明るくなってくる。小屋で手続きを済ませ山頂へ。陽は指すものの槍・穂高の稜線は時折一部が見えるだけ。 |
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小笠から笠ケ岳 |
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28日:
当初クリヤ谷を下る予定だったが、相変わらずの雨出発、笠新道を下る。途中から日差しが熱い、
穂高の稜線も時々顔を出す。下るほど暑さが増す、ゆっくり、のんびり、M君だけが先行して下山、鍋平まで車の回収へ、雨の7日間縦走を終える。栃尾荘で雨と汗で臭くなった体を清め、人心地ついた!!! |
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50年以上山歩きをしているが、こんなに合羽を着たのは初めて、いい経験になりました。 |
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( 文、写真、加藤 ) |
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