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栂池・白馬岳・唐松岳・八方 縦走の旅 その① |
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日 時 |
2018年7月22日(日)~23日(月) |
山 域 |
白馬岳(栂池~白馬大池~小蓮華山~白馬岳) |
天 気 |
7月22日 晴のち曇、 7月23日 晴れ |
メンバー |
福山 清二、会員外1名 |
行 程 |
< 7月22日(日)>
厚狭(6:45)~名古屋(11:00)~松本(13:09)~白馬(15:48)~タクシー~ 栂池高原(16:00)~ゴンドラ・リフト・リフト~栂池ヒュッテ(16:50)(泊)
<7月23日(月)>
栂池ヒュッテ(4:30)~天狗原(5:35)~乗鞍岳(7:40)~白馬大池(8:20)~小蓮華山(11:05)~三国境(12:05)~白馬岳(13:00)~白馬山荘(13:25)(泊)
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名古屋までは順調だったものの人身事故発生で予約していた名古屋発の特急が運休になった。
栂池ヒュッテに行くには栂池自然園行きゴンドラ最終便の30分前(16:30)までに栂池高原に到着しなければならないため心配したが、1時間後の特急に乗れ、白馬駅からは予約していたタクシーで栂池高原に行き当初予定からは1時間遅れたものの栂池ヒュッテに到着出来た。 |
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栂池ヒュッテは標高1,850m、山小屋なのに定員があり、広めの2段ベット、風呂・トイレ・食事はリゾートホテルの気分だった。
夕刻になってしばらくすると突然ベランダあたりが騒がしくなった。夕焼けの霧が富山側から白馬方面に杓子岳・白馬鑓ヶ岳を豪快に超えていた。その後は白馬岳・小蓮華山を含む夕焼けの大景観に皆がカメラのシャッターを押し続けた。 |
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白馬鑓ヶ岳・杓子岳を超える夕焼け霧 |
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夕焼けの白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳 |
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栂池ヒュッテの朝食は7時からなので、白馬岳に早め到着するために朝食を弁当にしてもらい夜明け直後の4:30に発った。
天狗原を越えると傾斜がある結構長い雪渓が続いた。ロープが設置されているのでアイゼン無しでも進めたが軽アイゼンを使用、しかし傾斜がきついためつま先で雪をけって進んだ。
雪渓の終点では妙高、戸隠、八ヶ岳など遠望の山々など広大な景色も味わいながら弁当で朝食をとった。
乗鞍岳を越えるとすぐに雪渓を携えた緑の山々を背景に真っ青で美しい白馬大池が眼下に現れた。 |
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乗鞍岳付近からの白馬大池 |
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安山岩のゴロゴロ道を進むと白馬大池山荘前では月曜日なのに多くの登山者が休憩していた、栂池からは数人だったので蓮華温泉方面からの登山者なのだろう。
小蓮華山まではチングルマ、高山植物の女王と言われるコマクサなどの高山植物の中の登山道を多くの雪渓を携えた堂々とした山々を眺めながら進んだ。
小蓮華山に到着すると前方の白馬岳をはじめ360度の大展望で白馬大池もはるか下に見渡せた。 |
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白馬大池から小蓮華山への登山路 |
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美しく逞しい高山植物 |
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しばらく進むと三国境(越中、越後、信濃)に到着、現在の富山、新潟、長野3県の境界で白馬岳のすぐ手前、雪倉岳の稜線と交わる美しい場所だった。
白馬岳頂上近くになると次第に雪渓も厚くなり13時に頂上に立った。すぐ脇からは白馬小雪渓と荒々しい山塊が望めた。 |
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白馬岳頂上付近から白馬小雪渓を覗く |
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白馬山荘で宿泊手続きを済ませて美味しい昼食をレストランで摂るつもりだったが13時でオーダーストップだったため仕方なく自炊場で非常食、その後小雪渓近くまで散策した。
綺麗なお花畑をめぐり白馬山荘近くに戻ると雪渓が荒々しく崩壊していた。 |
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頂上宿舎近くからの白馬山荘と雪渓 |
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そのまま山荘を通過して頂上に向かうと霧が晴れ正面にどんと剱岳から立山、左遠くには槍ヶ岳も望めた。目の前の杓子岳、白馬鑓ヶ岳、旭岳も見事な山並みを連ねていた。 |
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遠く剱岳~立山、左遠くには槍ヶ岳 |
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夕焼けの中で飽きることなく眺めているうちに夕日が能登半島に沈んでいった。 |
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白馬岳頂上付近から、能登半島に沈む夕日 |
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まとめ
ここ数年、初夏と紅葉時期にテント泊装備で4泊~7泊の単独での縦走を続けてきたが昨年から小屋泊まり装備、今回は初めて2人での縦走となった。
2人だと安心感もあり役割分担も出来て楽しい。順調にスタートできたことに感謝している。
明日の不帰の嶮を含む唐松岳までの縦走が楽しみだ。 |
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( 文・写真 : 福山 ) |
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