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モンブラン(三山縦走ルート)① |
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日 時 |
2018年8月10日 |
天 気 |
晴れ |
メンバー |
林 |
行 程 |
10日
12:00 エギューデュミディロープウエイ乗車→12:20エギューデュミディリッジの下り→13:00コスミックテント場
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初めての海外登山、初めての個人的な海外旅行、全く話せない英語、山のことよりも登山準備で苦労しました。
なので山のことと、現地の街での登山準備などについても書いていきたいと思います。 |
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チューリッヒから電車に乗って揺られること4時間ほどでシャモニーモンブランに到着。乗り換えは途中で3回ぐらいありました。
チューリッヒHBのチケットオフィスでハーフフェアカードを買います。1万円ぐらいですが、1カ月間はスイスの電車や登山ロープウェーが半額になるというチケットで、すぐに元が取れます。
チケットを買うときにタイムテーブルをくれというと、大変分かりやすいタイムテーブル(何時にどこの駅の何番乗り場につくから、何番に何番乗り場に乗るかまで書いてあり非常に楽)をくれるので乗り換えは苦労しません。
電車にもよりますが、コンセントがある車両もあるので充電ができます。大きな荷物は、混んでいる時は座席と座席の間に入れておくと良いです。改札口の様なものはありません。駅員さんが巡回してくるので、ハーフフェアチケットとチケットを見せます。 |
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スイスからフランス(シャモニーはフランス領)へ入る時に電車を乗り換えます。入国手続き等が必要なのかな?と思ってましたが、特に何も必要ありません。
ヨーロッパはなんとかという制度で最初の国で入国手続きをすれば他の国では必要無いというような事を聞きました。(僕はヘルシンキ空港で入国手続き) |
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シャモニーモンブランに到着。CampingLesArollesに向かいます。
受付に行っても扉が閉まっており受付が出来なかったので、勝手に空いているところにテントを張りました。待っていると管理人と思しき人が出てきたので受付をしました。1泊1400円ぐらいで、キャッシュオンリーです。
小さいテントは張る所が決まっているみたいです。温水シャワー、無料WiFi(管理棟付近のみ)、充電用コンセントなど、非常に充実しています。近くの駅までなら電車がタダというゲストカードももらえます。僕は使ってませんが。 |
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キャンプ場。手前オレンジが僕のテント |
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有名なパルマの像 |
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観光案内所には、火・水曜以外だと日本語の話せるベルベナッドさんがいらっしゃるので、いろいろお話を聞くことが出来ます。観光案内所近くの山の家というガイド協会でもモンブランのコンディションなどを聞くことが出来ます。
天気の情報については、観光案内所でも山の家でも見ることが出来ます。毎日夕方5時に更新するという事でした。山の家は、3階の扉を入ってすぐ右のところに、フランス語と英語で書かれた詳しい天気の情報が張ってあります。
今年は雪が少なく、雪の状態が悪いという事でした。グーテ小屋のルートは、グーテ小屋に上がるまでのクーロワールが落石の危険性が大という事で、ガイドも登っていないという事でした。三山縦走ルートもベリーバッドコンディションだと言われました。 |
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お世話になった観光案内所 |
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山の家にある天気予報 |
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しばらくは天気が悪い日が続くという事だったので、高度順応の為にエギューデュミディ(標高3800mぐらい)にロープウェーで上がる事にしました。ロープウェーもかなり高額なので、モンブランマルチパスというのをロープウェー乗り場で購入しました。何日間か選んで、その間はロープウェー等に乗り放題というチケットです。僕は4日間で1万5千円ぐらいで買ったと思います。
エギューデュミディ展望台からは、三山縦走ルートがよく見えました。トレースもよく見えます。モンブランが大変大きく見えます。不安を覚えますが、ワクワクしました。 |
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トレースが見えた! |
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数日シャモニーでゆっくりし、天気の良い日を選んで登山開始。
登山に必要のない荷物は、駅前の通りにあるカフェ(小さなカフェテーブルとお土産物が置いてあり、ロトシックスのような物を売っているお店です。)に有料で預けることが出来ます。キャッシュオンリーで高い。バッグ2個で二日で5000円ぐらい。 |
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さて、前置きが長くなりましたがいよいよ登山編です。1日目はエギューデュミディ展望台からリッジを200m下り、コスミック小屋下部のテント場まで行きます。
リッジはやや急峻な感じですが全然大丈夫。20年前はリッジではなくなだらかな丘だったと、この時出逢った日本人のご夫妻が話してました。地球温暖化を感じます。雪もかなりべちゃってます。天気予報では、前日に標高4000mでは30cmの積雪があるということでしたが、全然積もって無い感じでした。 |
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展望台からリッジへの取り付き |
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リッジを下る |
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沢山のクライマーが登っていた |
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45分程歩いてテント場に到着。適当にテントを張ります。シャモニーですらテントが揺らされる程の強風が吹いたので、念のため風対策はしっかりと行いました。登山が終わって戻ってきたときには、恐らく風でへしゃげているテントもあったので、やはり風は時折強く吹くようです。
ほかにも何パーティか居ます。天気が良いと、半袖でも暑いぐらいでした。紫外線に目がやられないように気を付けます。
トイレは、テント場からコスミック小屋まであがり、サンダルに履き替えて小屋の二階のトイレを利用します。とても面倒。
ヨーロッパは21時ぐらいまで明るいですが、翌日は2時出発のため早めに寝ました。軽量化のために、シュラフは夏用でマットも半分に切っているので、やはり夜は寒く、12時ぐらいに寒さで目が覚め、結局そのまま2時まで寝られませんでした。 |
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テントからはグランドジョラス等が丸見え! |
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( 写真 ・ 林 : 文 ・ 林 ) |
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