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雪の安蔵寺山
 
 
 
山行日  2019年1月14日(月曜日)
天 気  曇り 時々 晴れ
メンバー  江本(正)・斉藤(宗)・斉藤(滋)・吉田(美)・江本(直)
行 程  宇部東IC駐車場(6:00)~ 中国道 ~ 安蔵寺山登山口(8:00―8:15)~ 避難小屋(9:45ー9:50)~ 展望台(10:55)~ 山頂(11:10―12:05)~ 登山口(13:45―14:00)~ 宇部東IC駐(16:15)
 年末年始暖かさが続き、山はどれくらいの雪だろうと想像していたが、安蔵寺山は島根県の(県境を接しない山として)最高峰1263mであるから、ラッセルするほどではないが冬の山を楽しめた。
 冬山は昨年の市民ハイキング(一般市民としての参加)が数年ぶりで、今季の山行はそれ以来であった。ワカンは持っていないのでお借りし、着用の経験が乏しかった自分にはよい経験になった。
 ゴキの郷登山口から林道を林道終点まで車で入り、30分程度歩行時間を短縮できた。(ゴキの郷キャンプ場のトイレは鍵が掛かっていて使えない)
 林道終点は2~3台の駐車スペースがあり、そこで装備して登山開始。
 ほとんど雪がないが地面はしっかり湿って滑りやすい。最初は丸太の階段を数カ所ひたすら進む。よいペースで快適な歩き、途中メーター表示があるが、これは登山口からの距離。山の木々はナラの木、ブナの木、そしてこれから山菜の季節に嬉しいコシアブラと、豊かだ。
 
落葉で明るい林を登る
 700m過ぎたあたりから、少しずつ雪が見えてきて、廻り岩は多少雪の少なさそうな右回りを選んで進む。
 雪は少ないといえども笹の上の斜面をいくとなると気を緩めず足を運ぶ。
 避難小屋で、休憩。Yさんお手製の雪の特大おにぎりがおいしいそう!ちなみに海苔は笹です。
 
お昼のお弁当?
 高度を上げると少しずつ視界もひらけて雪の笹原が気持ちよい。
 
中途半端な積雪の登り
 展望台に着き180度の眺めを楽しむ。吉和冠山、寂地山、鬼ヶ城山、羅漢山などよく見えてお天気で良かった。そこから頂上までは一息。
 
山頂はもうすぐ
 11:10に頂上に到着。
 
安蔵寺山山頂
 
 展望は木に遮られてほとんど望めないが、スペースもあり風もなくてお昼をとるに十分。ゆっくり休憩をとり下山の用意。
 ここでワカンを装着。自分のお借りしたワカンはアルミで軽く快適。YさんのワカンはSさんが木製のワカンを改良したもの。自分の装備品に手を加え、工夫して使いこむのは、山の人の素晴らしいところだと思う。
 最初の数歩で、自分のワカンを踏んで転ぶ。アイゼンの時よりもっと、がに股を意識し、新雪を自分の歩幅で歩くと、沈まず滑らずいい感じ。
 
ワカン装着 頑張るぞ!
 
 下山を始めすぐに展望台へ、ここで地元の森林組合の方に出会う。連休で体が鈍ったから明日からの仕事の為に歩きに来たと話されていたが、足元はゴム長靴。仕事でもそのスタイルなのかな。
 
展望台で地元の方と
 山の楽しさは色々あるが、こういう一時もその一つ。人との出会い、ちょっとした情報交換もできたりして、風景とともにずっと残るものだ。
 
展望台を後に下山開始
 下山しばらくは視界広く歩きやすくどんどんスピードをあげていく。眺めよく快適。
 
ここから急坂、下山も元気
 雪が少なくなったところでワカンを外す。湿った地面は歩きににくく、石で滑って転んでしまい気の緩みに大きく反省。
 下りは速く、1時間40分で下山。帰り支度をしていると、先ほどの森林組合の方も下山されてきた。明るい内に家に無事帰れる、快適な山行だった。
 安蔵寺山にはいくつかコースがあり楽しめるようだ。色々教えていただいたSさんご夫婦、ワカンをお借りしたEさん、終始その場を和ませてくれたYさん。お世話になりました。ありがとうございました。
( 文:江本(直) 写真:斉藤(宗) 斉藤(滋) )
 
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