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鈴ノ大谷川ナカノ谷(高津川水系)
 
 
 
山行日  2019年9月1日
天 候  雨
メンバー  内田、池本、松並(和)、藤村、宮城、大石
行 程  山口市街6:00~国道9号~津和野~柿木村椛谷~駐車地点、入渓7:20~ナカノ谷~出渓~林道12:00~踏跡、駐車地点13:10~柿木村椛谷~津和野~国道9号~山口市街
 今回の沢登りは内田がリーダーとなりUAC沢登り講習会として行われた。
 中級程度の沢に行くということで、鈴ノ大谷川ナカノ谷に行くことになった。これまでの記録を見ると、行動時間がそれ程長くなさそうであるが、シャワークライミングや難易度の高そうな滝があるので、やや緊張して臨んだ。
 また、吉賀の最高気温の予報が23℃とかなり低いので、多めに着込んだ。
ゴルジュの奥のF2
 濃い藪の斜面を下り、入渓した。しばらく進むとF2が現れた。
 F2は水流が激しく、直登は諦め、左側手前の岸壁をフリーで登った。ぬめっていて気が抜けない。
 その後、堰堤を幾つか高巻いた。この山域は朽ちた木が多く、安易に枝に頼れないため、高巻では慎重に登った。
F3の後の分岐
 F3の後の分岐を右股に入った。
F9を右岸から登る藤村
 
 F9は水流の中の直登は厳しいため、右岸から登った。上部は支点が取りづらいようである。
F11を登る池本
 F10 (3 m)、F11 (10 m)、F12 (3 m)と連続している。
 F10ではもろに水流を浴び、かなり手こずった。気温が低いこともあり、震える程かなり身体が冷えた。F11は足がかりが少なく、私はお助け紐に助けられながら登った。
F12を登る藤村
 F11を登るとゴルジュになっており、すぐにF12が現れた。藤本はF12を左岸から登ったが、水流の中の右岸の方が足がかりが良く、他の全員は右岸から登った。上部はぬめっており、慎重に登った。
F14 (2段)を登る宮城
 更に滝が現れる。宮城がトップで登った。
トユ状F18を登る
 その後、冷えた体を温めるため、ややペースを上げて登った。
 F15、F16を進んだ先の分岐を右股へ進んだ。そしてF17を登った後にトユ状の連続小滝(F18)が現れ、フリーで気持ち良く登った。
林道歩き
 その後、樹林帯を沢沿いに進み、最後は短い藪を抜け、林道に出た。
 林道を少し歩き、加藤が整備してくれた『鈴ノ大谷山西稜の林道から鈴ノ大谷川インクラインへの下山路』
http://ubealpine.fc2web.com/29houkoku/25-suzunootani.html)通りに下った。傾斜が急な場所や、道が分かりづらい箇所もあったが、短時間で下山できた。
 
トラック図(ナカノ谷)
 まとめ

 比較的短い距離の遡行であったが、滝が連続し、非常に充実していた。下山道もあり、快適に下山できる点も良い。
( 文:大石、写真:内田 )
     
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