日 時: |
平成21年2月21日, 22日 |
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場 所: |
伯耆大山(弥山尾根、行者ルート、別山中央稜、7合尾根) |
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参加者: |
11名
村上(統括リーダー)、石田浩二(講師、岳連アルピナ所属)、 村岡(サブリーダー)、塚本(サブリーダー)、池本(サブリーダー)、 三浦(昇)、東、兼安、鹿野、杉原、沼田宏司(交通局山岳部所属) |
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行 動: |
20日 21時セミナーパーク発(村上、石田、池本、塚本、村岡、三浦、鹿野)〜 |
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21日 〜9号線〜3時半 大山寺駐車場着、姫路からの東と合流、5時半出発〜 |
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7時 元谷小屋、7時半 元谷小屋出発〜取り付き探索〜 |
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10時 弥山尾根取り付き〜弥山山頂13時、13時30分山頂出発〜 |
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15時 駐車場着 下山駐車場テント設営〜17時「三浦章を偲ぶ会」開始〜 |
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23時 兼安・杉原・沼田合流〜25時45分就寝 |
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22日 4時30分起床 6時半出発〜元谷小屋8時、小屋出発9時〜 |
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別山中央稜:石田、塚本、池本、鹿野〜別山山頂13時〜15時大山寺 |
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7合尾根:村上、村岡、兼安、杉原、沼田〜11時45分 7合目〜 |
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12時15分弥山小屋、出発12時45分〜14時大山寺 |
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三浦(昇):大山周辺散策、東:帰姫 |
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感 想: |
三浦章さんの記念登山を毎年やりたい、場所は三浦さんの愛した冬期大山。今回がその最初である。会員に声をかけたところ、多くの参加があった。章さんの気持ちを考えると、行きたい者は誰もが参加でき、かつ、力のあるものはそれなりの内容となるようにしたい、そう思って計画を練った。講師として三浦さんの古くからの岳友、アルピナの石田さんにお願いしたところ、快く引き受けてくれた。 |
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1日目はホワイトアウトで始まった。弥山尾根の取り付きを探すのに2時間以上も彷徨した。一時は諦めかけたが、なんとか取り付きを発見し、出発できた。雪の状態は大変よく、石田さんのリードで7名が快適に弥山尾根の登攀に成功した。ザイルは必要でなかったが、東さんの練習も兼ねて、最初のうちは村上、東、村岡がアンザイレンした。後半ははずした。三浦昇は弥山尾根に登らず、単独で行者コースを登り、山頂で7名と出会った。 |
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テントの中の「偲ぶ会」は章さんの思い出話しで静かに始まった。深夜、兼安ら3人が合流した後はにぎやかな大宴会となった。 |
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2日目は別山中央稜に石田・塚本・池本・鹿野が挑んだ。登攀中に鹿野がザイルをはずしてしまうアクシデントもあったが、石田さんのお陰で4人が無事に登攀に成功した。一方、初級者の兼安、杉原、沼田も、村岡と村上の指導の下、7合尾根でバリエーションルートを初体験し、雪稜歩きやロープワーク技術などを学びながら楽しんだ。 |
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北壁をみんなが登っている間、三浦昇は弟の章さんと久しぶりに二人っきりで、ゆっくりと大山のブナ林を歩いていた。二人が何を語り合ったのか、知るよしもない。 |
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(村上) |