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大峯山奥駈・逆峯(ぎゃくぶ)
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と き |
平成23年4月28日〜5月6日 |
メンバー |
加藤(単独) |
行 程 |
4月28日 |
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宇部=新山口=京都=橿原神宮前(好生旅館泊) |
29日 |
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橿原神宮前=吉野、7:20〜五番関14:45 テント泊 |
30日 |
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五番関5:25〜山上ヶ山〜大普賢岳〜行者環小屋17:15 テント泊 |
5月1日 |
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行者環小屋6:05〜弥山〜八経ヶ岳〜楊子宿小屋15:00 テント泊 |
2日 |
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楊子宿6:00〜釈迦岳〜深仙宿〜天狗山南の鞍部14:35 テント泊 |
3日 |
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鞍部5:25〜持経宿〜行仙岳〜行仙小屋15:35 テント泊 |
4日 |
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行仙小屋4:50〜笠捨山〜地蔵岳〜玉置山〜
水呑金剛先の稜線17:20 テント泊 |
5日 |
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テント場5:20〜五大尊岳〜七越峰〜熊野本宮大社14:00
バス15:20=紀伊勝浦「温泉民宿 岩波」泊 |
6日 |
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バス= 那智の滝〜大社〜大門坂周回 =
紀伊勝浦13:04=新大阪=新山口=宇部 |
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10年前から大峯山の奥駈けを計画し、2005年行者環トンネル西の登山口から弥山、八経ヶ岳の往復以来、なかなか実行に移れず。
2011年初頭から今年は行くと決め、ゴルデンウイーク10連休を宣言、可能な限り、雪山のボッカ、長時間の山行を持続。
学生時代以来の1週間以上の縦走に、多少の不安は有ったが、7泊8日と予備日1日なら完踏できる。
統一地方選を終え、小屋を使わずテント泊と決め、荷物の軽量化と食糧計画、あわただしく出発の日を迎えた。
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28日
宇部線から新山口へ新幹線で京都、近鉄特急で橿原神宮前まで行き、駅前の好生旅館泊(素泊まり5,500円) |
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大峯山奥駈概念図 |
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29日
橿原神宮前から吉野線で吉野駅へ、7:20ケーブルは始発まで1時間待つので歩いて、銅の鳥居、蔵王堂、勝手神社、竹林院まで舗装路を行く汗が滴る。
(4月中は桜のシーズンで歩行者天国、バスは竹林院から奥千本まで運行)
15分の待ちで8:15バスに乗り、8:50奥千本から再び歩行スタート。
金峯神社を左に見て山道に入る、ここから先はさすがに誰もいない。
10:03心見茶屋跡〜11:10四寸岩山でこれから行く山上ヶ山の展望〜12:25二蔵宿給水休憩20分。
大天井岳には行かず奥駈道を行く。 2つ目の沢で今日と明日の給水3L。
五番関の水場は結果として給水可能だったが、沢の上部がかなりの範囲で崩落、渇水期には給水出来ないかもしれない。
14:45五番関は、女人結界。
時間は早いが、初日なのでテント泊を決める。冷たい西風、寒い夜。
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御影石の標識 |
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蔵王堂 |
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蔵王堂 |
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立派な御影石の道標は距離、場所によっては緯度、経度も書かれている。 |
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30日
5:25五番関〜6:23今宿跡〜7:11〜22洞辻茶屋(昨日ここまで来ていれば、お助け水の給水も可であった。)
途中ストックを忘れ引き返し、15分ロス。
先達から雪のため危険なので油こぼしの行場コースに入らないよう言われ、巻き道を行く。お亀岩の手前で合流、8:13鐘掛岩をピストン展望を楽しむ。
西の覗の岩場が正面右に見えてくる、上から覗いてみたが、クライミングをやらない人は高度感で足がすくむかも?
9:00〜9:20山上ヶ山を散策。〜10:00〜23小笹の宿水補給と昼食、途中から同行の人にバナナを頂く。
10:55阿弥陀森分岐結界を抜ける。残雪を踏んで、12:30大普賢岳。途中またもやストックを忘れ40分ロス。
鎖のヘツリや、アップダウン、日本岳笙ノ窟へも行って見たかったが、時間にゆとりがない。
行者環雫水はしっかり出ていた。体を拭いて、3.5L水補給、〜17:15行者環避難小屋着、テント泊。雨がぱらつく。 |
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西の覗 |
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山上ヶ岳山頂 |
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弥山をズーム |
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5月1日
雨、6:05行者環小屋〜7:20一ノ峠小屋は倒壊寸前。
7:55〜8:10トンネル西登山口分岐。寒さに震えながら食事。
弥山の急登あたりから風雨強まる。10:36〜10:46弥山小屋陰でカロリー補給。
時折突風ミゾレも混じる、ほとんど雪の上を歩く。11:28八経ヶ岳。
稜線では時折体が振られるような突風、雪も結構残っている。
15:00楊子ノ宿小屋脇で風を避けてテント泊。
心配した水も2ヶ所、しっかり湧いていた。体を拭いて、乾いた服に着替える。
翌朝は震えながら湿った服を着るのだが。
(テント泊なら、水場はないが手前の舟ノ峠あたりが良い。今回は雪を溶かせば水は作れる状態だった。) |
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弥山 |
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八経ヶ岳 |
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残雪 |
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( 文・写真:加藤 ) |
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