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集中登山・寂地山方面隊山行報告書 |
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実施日 |
2012年1月8日(土)〜9日(日) |
山 域 |
寂地山(山口県) |
メンバー |
加藤(リーダー)、福山、関原、竹之内(真) |
行 程 |
8日(日)
宇部(8:00)〜寂地峡駐車場(10:00)〜駐車場発(10:30)〜874m
ピーク(13:00)〜1076mピーク(16:00)〜テント泊(16:30)
9日(月)
起床(5:00)〜出発(7:20)〜主稜線(9:00)〜寂地山(10:30~50)
〜林道終点(12:00)〜駐車場(14:10) |
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1日目 |
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読図、ラッセル、ボッカ訓練として山行を企画
寂地峡駐車場で関原と合流し準備を済ませ出発。天気は快晴で、歩き始めるとすぐに汗ばむ。
尾根に取り付くまでは、いきなりの急登である。
途中傾斜が緩くなんとも登りにくい梯子が出てくる。尾根上にでると傾斜が少しゆるくなるが、ひたすら登りでなかなかペースが上がらない。
危険な場所はほとんどなかったが、一ヶ所、岩の間を通るところでザックが大きく通過できず左から巻いたところが急な岩場の下りであった。 |
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途中の岩場 |
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標高850mを超えてくると雪も深くなり始め、途中でワカンを装着し本格的にラッセルになる。気温が高く雪が重くなっていることや雪を踏みぬくことも多く、ますますペースは上がらず874mピークについた時には、本日の寂地山登頂は不可と悟る。 |
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874岩のピーク、下山時の判りにくい分岐 |
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この日は1076mピークの超えたところで幕営。時間的に厳しいため、明日の冠山はあきらめることとなった。
夕食のおでんをあっという間に平らげ、18:00過ぎには就寝。 |
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2日目 |
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夜に風が強くなり少し雪が降ったようで新雪が数センチ積もっていたが、朝の冷え込みで雪がしまったおかげか昨日より歩きやすい。 |
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主稜線標識 |
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主稜線に上がるころには北西の粉雪混じりの風が強くなり冷え込みが厳しく寒い。この時点で当初の尾根伝いルート(Aルート)を断念し、土滝山を過ぎた西の1126mピークから林道に降りるBルートに変更を検討。 |
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南寂地山 |
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主稜線に上がると以降は傾斜が緩いため、ペースも上がり10:30に寂地山に到着。 |
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寂地山にて |
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山頂で下山ルートを検討していると、大岡さん市橋さんとトランシーバー交信がつながり、夏道登山道から林道へ下山するよう諭され、夏道ルートで下山することとなった。
転げ落ちるように下り、あっと間に林道へ到着。あとはもくもくと歩き、寂地峡駐車場へ戻ると潮原・松ノ木峠方面隊のメンバーが出迎えてくれた。
当初の予定の半分で終わる形となったが、ラッセルを堪能でき充実した山行であった。
またこの山行に20kg超の歩荷で挑んだ関原はなかなかのストイックぶりであった。 |
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トラック図:緑線は初日、青線は2日目 |
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加藤(リーダー)雑感
初日のスタートを7:00頃にすべきだった、荷物の軽量化をし、再度挑戦したい。
駐車地へ下山できる、雪山ならではの好ルートと思う。
積雪がもう少し多かったら雪が締まって快適な山行になったでしょう。
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( 文・トラック図:竹之内、写真:加藤 ) |
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