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2015/1/11 安蔵寺山(東尾根コース) |
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山行日 |
2015年1月11日(日) |
天 候 |
曇り |
メンバー |
江本、村上、加藤、斉藤(宗)、斉藤(滋)、大岡、市橋、井之上、林 |
行 程 |
ゴギの郷(07:00)~東尾根取り付き(07:10)~尾根分岐(10:00)~山頂(11:40)~
山頂発(13:30)~夏山登山道を経て登山口(14:40)~ゴギの郷(15:00) |
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内 容 |
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前日の盛田ヶ岳ラッセルトレーニングに引き続き、来週行われる市民ハイキングの下見を兼ねて、安蔵寺山でのラッセルトレーニング&アルパイン登山研修会が実施された。 |
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05:00起床。
寒くも無く快適なテントで前日の疲れを癒し、07:00出発。東尾根への取り付きにはすぐに到着したが、この時期にしては積雪がかなり少なく、藪と腐った雪に足をとられる。
最初の急坂を登ると、ルートの分かりやすい快適な尾根道となり、安蔵寺山も望む事ができて、非常に気持ちが良い。心配されていた雪も徐々に深くなり、ラッセルを楽しむ事もできた。 |
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快適な尾根道を行く |
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尾根分岐周辺はだだっぴろく、当初尾根分岐の1028mのピークと山頂への尾根が分かり難かったが、冷静に地図と周囲の地形を見比べながら歩くと、それほど難しくはなかった。下りすぎて谷に行かないよう注意が必要である。
ここからは山頂へ向け登りの連続である。
雪も、ワカンをつけて膝下ほどで、トレースも無く良いラッセルトレーニングとなった。
途中野ウサギを二回見かける。山では足跡しか見たことが無かった僕には、新鮮な体験だった。 |
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快適な斜面をラッセル |
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最後の斜面をラッセル |
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山頂への登りで、縦走をしていた鹿野と合流。聞くと今日もかなりの距離を歩いてきたようで、稜線まで一緒にラッセルをし、展望台で別れた。
稜線では霧氷が発達しており、美しい。天気も良くて眺めが良く、とても気持ちが良い。ただし風はそれなりに吹いており、とまると寒い。三連休の中日であるのに、他に登山者は居なかった。 |
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展望台に到着! |
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稜線の霧氷 |
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展望台より |
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展望台から少し歩いて山頂へ。
適当な所を見つけ、滑落停止動作、スタンディングアックスビレイ、ブーツアックスビレイの訓練が行われた。これらは雪山では大切な技術であるので真剣に取り組む。
資料を見つつ実際にビレイをしたり、斜面にてさまざまな滑落体勢を想定して滑落停止動作するなど、実践的な訓練となった。滑落停止動作は初動が大事なので、しっかりと動きを体に染み込ませたい。
ブーツアックスビレイはスタンディングアックスビレイよりも容易で、確保もしっかり出来ることからベテラン陣にも好評であった。 |
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資料を見つつ勉強 |
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滑落役も思いっきり落ちます |
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1時間程山頂で研修をしてから下山。帰りは一般登山道を使用。
途中、ヤドリギの実がごっそりと登山道に落ちていたので食べてみることに。噂通り、甘くて美味しいが、噂以上に口の中でベタベタした。冬の旬な物らしいが、もう食べることは無いと思います。
1時間程で登山口に到着し、さらに10分ほど歩いてゴキの郷に着き帰路へ。 |
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トラック図 |
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積雪は思っていたよりも少なく、ラッセルトレーニングはあまり出来なかったが、アルパイン登山研修会はとても有意義なものとなった。
今シーズンの雪山を安全に楽しむための備えの一つとして、今回研修した事を存分に発揮していきたいと思う。
また、来週の市民ハイキングの下見もしっかり行え、テントでの加藤による美味しい料理も味わえ、全体を通して実のある山行となりました。
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( 文:林、 写真:斉藤(滋)、林、 トラック図:斉藤(宗) ) |
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