HIKING RECORD 山行記録
HIKING RECORD
山行記録
由布岳お鉢巡りと観音岩クライミング(月例山行)
日付 | 2025/06/07 |
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天候 | 曇り一時雨 |
メンバー | 鹿野、林、大村、長弘、渉、森下、藤本 |
行程 | 8:30由布岳正面登山口~11:20西峰~12:20東峰~13:40合野越(休憩)14:00~14:30観音岩(クライミング)17:20~17:50由布岳牧野道登山口 |

6月の月例山行を担当することになり、行き先を思案。ミヤマキリシマが見頃を迎えるこの時期、九州地方で比較的楽に日帰りできる山として、真っ先に浮かんだのが由布岳だった。滑落事故が数件報告されているため不安もあったが、スリングとカラビナで安全を確保すれば問題ないと判断し、由布岳に決定。 参加者の体力を考えると由布岳だけでは物足りないと感じ、観音岩でのクライミングも組み込むことにした。
登山スタート
由布岳正面登山口から出発。数日前から気温が上昇しており、蒸し暑い。幸い曇り空で日差しが遮られていたのが救いだった。 長い樹林帯を抜けると視界が一気に開け、眼下には飯盛ヶ城や湯布院の街並みが広がる。急な登りを越えて、「マタエ」と呼ばれる西峰と東峰の分岐点に到着。
正面登山口からスタート
由布岳お鉢巡り
ここからが核心部のお鉢巡り。クライミング用に持ってきたヘルメットを「せっかくだから」と全員が装着し、障子戸の岩場へ。慎重に進み、無事に通過できたことでひと安心。 西峰を越えて北側の道に差し掛かると、ミヤマキリシマの群生が目に飛び込んできた。ピンク色に染まる山肌を背に、岩稜を渡っていく。いくつかの岩場を越え、東峰に到着。東峰は西峰に比べ登山者が多く賑やかだった。
障子戸へ向けて
観音岩へ
クライミングの時間を確保するため、合野越まで一気に下山。途中、あいにく弱い雨が降り始めたが、天気予報通りすぐに止みそうだったので、合野越で大休憩をとり時間を調整。 その後、西登山口コースに入り、しばらく歩くと草原地帯が広がり、その中に目指す観音岩が現れた。
観音岩のクライミング
観音岩は10mに届かないような高さだが、多数のルートがあり、初心者からベテランまで幅広くクライミングを楽しめる。なにより景色が素晴らしい。 予定していた行動時間を延長して、たっぷりとクライミングを楽しんだ。
text | 藤本 |
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photo | 藤本、鹿野、林 |