HIKING RECORD 山行記録
HIKING RECORD
山行記録
【宮崎県】鹿納谷の沢登り
日付 | 2025/08/16 |
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天候 | 晴れ後夕立 |
メンバー | 林、長弘 |
行程 | 西の内川に入渓7:30-鹿納谷との分岐8:50-チョックストーン9:25-人工登攀した滝9:45-二俣10:24-二俣10:48-ボルトトラバースの滝10:56-滝12:05-二俣13:18-大きなチョックストーン13:30-林道に出峡地点14:30-林道と踏み跡下山-車15:45 |

機会があれば行きたいと思っていた鹿納谷。お盆時で地域行事や家族行事で忙しい中、なんとか時間を作っていくことができました。
5日前に大雨が降ったので増水が心配でしたが、結果として遡行には問題の無い範囲でした。
ヌメリがあるとのことでしたので、雨のお陰でヌメリも取れたかと期待していましたが、結果としてはヌメヌメでした。
このあたりはあまり降らなかったのか、好天が長く続いたのでヌメリも大繁殖したのか・・・
核心のボルトトラバースのスラブは、誰かがヌメリを取った形跡があり、助けられました。
宮崎の沢といえばラバーソールバチ効きのイメージでしたが、タワシを持っていった方が良いというのが、今回の反省点でした。

2019年に内田さんと宮田君が行った記録を参考に、西の内川(網の瀬川)から入渓。
増水がひどければ比叡山でクライミングしようと準備してましたが、行けそうで安心。

F2は大きなチョックストーン。チョックストーンを登れるかと思い取付いてみたが、水量が強く、あきらめて右岸のクラックを登るが、ヌメリがひどくカムエイドで突破。
素晴らしいナメを歩く。これぞ宮崎!でも思っていたよりヌメリが強いので、水流は少し避けて歩く。
大きな堰堤が見えてきたら、左の鹿納谷に。

ネットでよく見るチョックストーンの滝に到着。
右岸にアイボルトがあるのでありがたく使わせてもらう。

すぐに次の滝が現れる。上の写真の滝の落ち口のスラブを登ろうとすると、反転流に巻き込まれそうになり、慌てて引き返した。
右のスラブにボルトが埋め込まれているので、これを利用して登った。
目の前にボルトが二つ埋め込まれた岩がある。左のCSからも登れそうだが、アブミルートに。
ハンガーボルトが二本あるが、上部はハンガーの抜けたボルトが2本ある。上部は浅いリスにハーケンを打って登った。

すぐに次の滝が現れる。滝の直登は難しそうなのでリッジ状のスラブを登った。
すぐに二俣となり、谷が広くなる。ゴルジュが終わり、巨岩ゴーロ帯へ。


二俣の上の滝は、右岸のスラブを登れそうだが、ヌメリが怖くて途中から樹林帯を登る。
支点は取れそうだったので、ロープを出して登っても良かったかも。

すぐにボルトトラバースの滝が現れる。滝がテンポよくあらわれるので面白い。
下部のスラブはハンガーが二つほど取れたボルトがあり、ボルトは下方向に曲がっているので全く支点がとれない。
誰かが磨いてくれたであろう跡に足をのせると、なんとか登ることができた。

ボルトが近い間隔で打ってあるのでそれほどの苦労はなかった。カムが決まりそうなクラックがあるところにもボルトが埋め込まれていた。

いくつかの滝を登ると、ご褒美のような神秘的できれいなゴルジュが現れる。
滝は階段状で簡単に登れた。

カムで支点を取りつつ、スラブを登る。最後はカムエイドで登るが、カムがあまり決まってなさそうで怖かった。

左側の滝を登ろうとしたが、水量が強く、吹き飛ばされそうだったのであきらめる。
右の白い滝を登るが、こちらはフリクションがばっちりで、意外と簡単だった。




巨大なチョックストーンは、どこを登ろうか右往左往した。
チョックストーンの下に潜り込むと、光が届かない真っ暗な幻想的な場所だった。
とりあえず左岸のスラブを登る。滝の落ち口あたりにRCCがあった。ロープを付けていなかったので怖かった。

奥に林道が見えてくる。出渓地点は近そうだ。
右岸のスラブを登り、そのまま樹林帯をトラバースして、懸垂で沢に戻る。
時間も頃合いで、空は夕立が降りそうな天気だ。目の前に林道も見えている。ここで林道に上がることにした。
林道に上がり帰り支度をしていると、ジムニーやらオフロードバイクやらが5台ほど走っていった。

林道を5分ほど歩くと、ケルンと標識がある。
ここを歩いて降る。トラロープがあり、踏み跡もしっかりしている。
夕立が激しく降り始め、雷もなり始めた。踏み跡はぬかるみ、なかなか下りにくい。

踏み跡を下っていると、大規模な集落跡があった。お寺か何かがあったのかもしれない。
何人ほどの人が、ここでどんなふうに暮らしていたのだろう。想像してみると楽しい。
ネットで調べてみたが、よくわからなかった。
結局車に着くまで雨は降り続け、着替えを始めたところで止んだので良かった。
鹿納谷、楽しかったのでまた行きたい!
text | 林 |
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photo | 林、長弘 |