HIKING RECORD 山行記録

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宝剣岳 冬期クライミング

日付2025/12/27
天候晴れ、雪
メンバー有松 林 長弘
行程【サギダル尾根】
千畳敷駅 9:30発~取付き 10:30~サギダルの頭 14:30~宝剣岳頂上 15:30~幕営地 16:00

初日に東面のサギダル尾根。次の日、宝剣岳中央稜か西面の極楽尾根を計画。

12/26から入山予定だったが、その日の天候は大荒れ予報。

一日遅延して12/27から入山した。

結果として、サギダル尾根以外は敗退となった。

 

菅の台バスセンターからバスに乗ってしらび平駅へ。

しらび平駅からロープウェイを使用して千畳敷駅へ到着。

1時間以内で2600mまで上がってこられる。

 

宝剣岳をバックに記念撮影。

 

サギダル尾根の取付きへ向かう。

先行パーティ1組のトレースを辿る。

 

尾根に取付き、傾斜の緩いブッシュ帯を登った所からロープを出した。

 

【1P目 40m】

支点はブッシュ、ピナクルにスリング。

クラックもあるので小さめのカムも有効。

1P終了点は岩に巻かれたワイヤーで。

 

【2P目 30m】

終了点から撮影。

2P目は傾斜の強い雪面を灌木頼りで登る。

 

雪稜からサギダルの頭に出て登攀終了。

 

ここから縦走路を辿って宝剣岳~宝剣山荘まで。

西風が強く吹き付ける。

 

西面の岩肌には霧氷がびっしり。

縦走路の要所にはチェーンが張ってある。

 

狭いリッジを通過する場所。

チェーンは埋まっていて掴むものはない。

縦走路の方が危険なポイントが多い。

 

宝剣岳頂上直下に映えスポットのトロルの舌。

 

宝剣岳頂上にて。

ここから宝剣山荘まで15分程度。

 

小屋付近の雪を掘り起こしてテント設営。

日の入りから日の出まで強風が続いた。

 

次の日は宝剣岳中央稜へ。

昨日稜線から見た西面の岩場は霧氷がびっしりと張り付いていてとてもじゃないけど登れない、ということで東面の中央稜に向かった。

下調べしておいた取付きの写真と実際の場所が分からず、取付きで20分ほど右往左往した。

 

中央稜の1P目を登り始める。

東面で陽当たり良く、気温が上がって雪が緩んでいく。

10mロープを伸ばした所で次の登攀ルートを見るが

傾斜の強い凍った草付きに躊躇する。

結局、クライムダウンしてメンバーとリード交代するもやはり難しい様子。

あえなく断念。

 

前日に強い寒気が入り込んだことで、今まで経験が無いほどに岩が凍てついていた。

また、登攀ルートの下調べが足りていなかったことも反省点。

もっと雪山での登攀経験を積み重ねてもう一度訪れたい。

 

帰りに明治亭のソースカツ丼を頂きました。

見た目のインパクト、柔らかい肉、甘辛ソースとキャベツ。

目的の登攀は果たせませんでしたが、肉大盛り丼は無事に完食しました。

 

 

 

 

text有松
photo林 長弘 有松