HIKING RECORD 山行記録

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野呂山ハイキング

日付2023/04/22
天候晴れ
メンバー大村(孝)、会員F、会員T、会員E、
行程宇部集合(6:00)~野呂山登山者専用駐車場(9:10)~登山開始(9:14)~ 仏岩(10:20)~ かぶと岩展望台(11:15)~1時間休憩~野呂山レストハウス(12:13)~弘法寺(12:31) ~弘法寺山山頂(13:8)~ 野呂山東の頂上(13:17) ~ 大重岩(13:50)~野呂山レストハウス(14:31)~かぶと岩展望台(14:32)~下山(15:28) ~ 宇部着(20:00)

桜の名所&奇岩がたくさんあると噂を聞いて広島県の野呂山へ!

桜は4月上旬~5月上旬まで楽しめるということでしたが・・・

それは「さざなみコース」の話で、今回登った「川尻コース(かぶと岩コース)」は桜ではなく展望を楽しむコースでした。

序盤のちょっとした渡渉で私がびしょ濡れになるというハプニングがありましたが、

お天気も良く着替えも持っていたので着替えて再スタート。

▲ちょっとした渡渉

 

ギンリョウソウ(ユウレイタケ)を発見!この植物の種を運んでくれるのはモリチャバネゴキブリだそうで・・・ゴキブリも生態系の一部なんだなと改めて感じました。

▲ギンリョウソウ(ユウレイタケ)がおじぎ

 

ヒノキの森を抜けてぐんぐん進むと仏石の看板を発見したので仏石に寄り道。瀬戸内海が見えました!!

▲仏石のうしろへまわりこむ

 

▲仏石から瀬戸内海を臨む

 

山頂手前に大滑岩の看板を発見してまたもや寄り道。夕日がとってもきれいに見えるそうです。時刻は午前11時・・・夕日はまた今度!

▲大滑岩からの夕日は想像で楽しむ

 

またもや奇岩「かぶと岩」!見る角度が悪かったのか兜っぽさが分からず・・・諦めて野呂山山頂間近のかぶと岩展望台で長めの休憩。

▲かぶと岩と思われる岩

 

各々食事を取りつつ・・・おすそわけをいただきつつ・・・

レモンケーキとコーヒーを準備してくださっていて景色を眺めながらティータイム。

優雅です。

▲おいしいレモンケーキとコーヒー・・・優雅なひと時

 

展望台では私の濡れた服も乾くほどの快晴で瀬戸内海を一望できました!

元野呂山ガイドの方とお喋りをしたところ、「黄砂の影響で今日は遠くまでは見えないけど本当は四国連山まで一望できる」とのこと。残念でしたが、それでも十分良い景色です。

 

ついでにかぶと岩はどこから見れば兜に見えたかお尋ねしたところ「今は植物が覆っていて兜には見えづらいと思う」と教えていただきました。

 

休憩を終えて、野呂山山頂へ向かう前に野呂山レストハウスに寄り道。

そこのスタッフさんに「絶対に大重岩は見た方が良い!!」と勧められました。

計画にも入れてはいましたが、時間的に厳しかったら省こうかと思っていたので、なるべく行けるよう頑張ってみようと決意。

まずは予定通り弘法大師空海様が修行したと言われる弘法寺へ。伊音城八十八カ所めぐりのほんの一部を見て回りました。(実際に八十八カ所めぐろうとすると往復5時間くらいかかるそうです。)

▲岩をまじまじと見て回る

 

弘法寺から弘法寺山、そして野呂山の東の山頂へ到着。

▲野呂山 東の頂上で「はいチーズ」

 

東というからには西もあるんだろうと思われるでしょうがその通り。

野呂山は膳棚山(西)と弘法寺山(東)を結ぶ東西2㎞の高原の総称です。

つまり西の山頂は膳棚山。

ただ膳棚山に行くと奇岩を楽しむ時間が無くなってしまうので、今回は割愛です。

 

そしていよいよレストハウスのスタッフさんお勧めの大重岩へ。

大重岩までの道のりは普通の登山道でしたが、突然ドーンと遺跡のような岩が!!

▲遺跡が見えてきた!

 

別世界というか古代遺跡!?と驚くような奇岩が目の前に。

不思議な感覚になりながらもとりあえず岩に登る面々。

 

スタッフさんがおすすめした意味が分かりました。

人が積み上げたんじゃないかという岩は自然が作り出したものだそう。

神秘的な空間です。

▲自然が作り出した不思議な岩の重なり合いに驚く

 

満足いくまで奇岩を堪能して下山。

 

帰りは渡渉しないルートをFさんが探してくれて、びしょ濡れになることなく無事下山しました。

 

個人的には渡渉時に注意力散漫だった部分を十分に反省する山歩きとなりましたが、衣類の素材の重要性と着替えの必要性を改めて実感する機会にもなりました。

全体としては奇岩をゆっくりと楽しめた春の山歩きとなりました。

春の山歩き、マムシ3匹と遭遇!マムシの出る季節となりましたので、マムシにご注意下さい。

 

text大村
photo大村(孝)・田中・藤本