HIKING RECORD 山行記録

HIKING RECORD

山行記録

アーカイブ

八ヶ岳【赤岳主稜】林のリハビリアルパイン

日付2024/02/10
天候晴れのち曇り
メンバー林・有松
行程7:30赤岳山荘→11:00行者小屋→12:00行者小屋発 文三郎尾根→13:30赤岳主稜 取り付き→16:30赤岳山頂→文三郎尾根で下山→18:00行者小屋着

3年前ぶりの八ヶ岳でした!

赤岳主稜と阿弥陀岳北西稜を登ってきました。

赤岳主稜について記します。

▲赤岳山荘に駐車する。

山口から5人で出発。車は1台。

車内は意外と狭くなく、運転手も多いので適度に交代したので楽でした。

行者小屋まで歩荷を頑張る。テントの設営を他の方にお願いし、1時間ほど休憩して有松君と赤岳主稜に向かう。

▲これから登る赤岳主稜

天気は最高で、全然寒くない。

▲1p目のCSを登る有松
▲2P目を登る僕
▲2P目をフォローする有松

2P目は岩場を登ると、すぐに右手に残置支点が見える。

ロープもまだあったので3pを継続登攀した。

結果として、プロテクションが全然取れなかったので、ピッチは切ったほうが良さそうだ。

▲中部岸壁が見えている
▲中部岸壁の取り付き
▲中部岸壁を登る

中部岸壁は、最初の出だしが少し迷った。

あとは慎重に登るとすぐに雪稜に出る。

▲いよいよ上部岸壁が見えてきた
▲上部岸壁をリードする有松

上部岸壁は、右手のリッジから取り付き、少し回り込むように登った。

(こちらは難しいルートとのこと。取り付きの手前に左手に残置ロープが2つ見える。

どうやらそちらから取り付く方が簡単で速いみたいだ。)

▲今回のルート全体の核心部

最初はたやすいが、写真のあたりがかなり難しい。

垂直でホールドの乏しい岸壁をランナウトして登る。

写真をよく見ると右手にハンガーボルトが見えるので、そちらに行った方が簡単かも。

ここを登るとすぐに終了点がある。

▲あとは雪稜を登るだけ

あとは難しい箇所は無い。

写真のようにちょっとした岩場は出てくる。

ロープを外そうかどうか迷うところだ。

僕たちは、念のため岩角ビレーのコンテで登った。

▲山頂では風が強かった

 

山頂に到着!

文三郎の下りは急な所も有るし、だだっ広い所も有り、トレースも消えかかっていたため慎重に降りた。

18時ごろテントに到着。

テントで待つ仲間たちとはトランシーバーで事前に連絡を取り合っていたので良かった。

▲おいしいビールとごはん

 

翌日は阿弥陀岳北西稜。この日はほどほどにして速やかに就寝しました。

楽しい山行でした!

text
photo林、有松