HIKING RECORD 山行記録

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坂瀬川 石鎚山南面(愛媛県)沢登り

日付2025/07/07
天候晴れ
メンバー高田、佐々木、有松、会員外2
行程7/5 防府(21時)→玖珂(22時)→山陽道→しまなみ海道→白猪の滝公園(仮眠)
7/6 白猪の滝公園(5時)→梅ケ市登山口車デポ→坂瀬林道チェーンゲート→入渓(7時)→
二股(11時)→ビバークポイント(14時)
7/7 起床(4時)→出発(6時)→出渓堂が森避難小屋(10時)→堂が森(11時)→梅ケ市下
山(13時)→坂瀬林道チェーンゲート車回収解散→帰宅(玖珂20時)

 愛媛県の岳友S岡さんに今年の5月雪倉岳で会った時に、「今度愛媛の沢に連れって下さい」とお願いしたところ早速「7/6~7でどうでしょう?」とお誘いが来た。当会から渓流釣りメンバーを誘い初四国の沢登り、渓流釣り、沢泊を楽しんで来た。

 今回のルートは坂瀬川を稜線まで詰めて堂ケ森経由で稜線を縦走して梅ケ市下山となるので車を下山口に1台デポしておいて坂瀬林道チェーンゲートまで車で入りそこから入渓する。

一発目の滝これは右から高巻くがロープが必要

 坂瀬川は下流部(ゴルジュ)中流部(ナメ)上流部(滝)といった感じで構成されており、今回はゆっくりと釣りと沢泊を楽しむのが主目的ということで、中流部からの入渓となる。今回はS岡さんの会の先輩のSさんに案内をしていただく。
 中流部のナメ滝は水質もきれいで渓相も明るく開けている。途中ナメ滝の滑り台でドボンを楽しみながら遡行する。

明るく綺麗なナメ滝

ナメ滝でドボンを楽しむ

二俣からは左俣 六郎谷、右俣 樽ケ関谷に分かれ、右俣を進みしばらく遡行すると本日の幕営地に到着する。Sさんの手慣れた動作で手作りタープを張ってもらい寝床完成、その後は焚火にビール、アマゴの骨酒、アマゴの塩焼き、アマゴ飯等々沢泊のフルコースで楽しい時間を過ごす。

幕営地に手作りタープを張り今夜の寝床完成

焚火しながら宴会開始

焚火でアマゴの塩焼き

 翌日は上流部滝帯を進む。殆どの滝は直登も高巻きもできるので個人の技量に合わせて選択は可能である。上流部メインの大滝(2ピッチ)は有松のたっての希望で直登を選択、私もビレーヤーとして有松に引っ張り上げてもらいながら直登する。

大滝をリードする有松

その後も滝は続き所々ロープを出しながら順調に登り、最後は藪を漕いで稜線避難小屋前に突き上げる。稜線も展望がきき遠くに石鎚山もよく見える。

藪を漕いで稜線を目指す

稜線避難小屋到着

縦走を楽しみながら堂ケ森(1689m)を経て梅ケ市登山口に下山する。

景色もよく気持ちの良い稜線

二日間天気にも恵まれ沢登りと沢泊を楽しむことができた。特に沢泊に関しては装備類に関しても良い勉強になりました。
今回案内していただいた愛媛のお二人には感謝です。

text高田
photo高田、有松、他